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株式会社カタノ

SDGsの広がり

2020.07.23 06:04

硫黄コーティング肥料を活用して、ネギの栽培に取り組んできました。


硫黄コーティング肥料を使ってネギを栽培するメリットは様々。


まずは作業の効率化。

追肥作業の手間が省けるため、効率よく収穫まで進むことができました。

追肥をしないということは、使用する肥料の量も少なくて済みます。要する労働時間も少なくなります。

人時生産性も高まることから、他の作業に取り組むことなどができ、相対的に良いことが重なっていきます。


次に環境保全。

省力化に繋がる肥料には、今回の硫黄コーティング肥料と樹脂コーティング肥料があります。

硫黄の場合は、コーティング資材が土壌中の微生物に自然に分解されます。かつ硫黄自身もネギにとって栄養になるので、良いことがたくさん。

樹脂の場合は、コーティング資材がプラスチックやウレタンでできており、自然分解されません。土壌中に残ってしまう問題があります。


使ったあとのこと、環境のことを考えると、弊社では硫黄コーティング肥料を推奨しています。


これらのことは、SDGsの取組にも繋がってきます。

これまでは農業という観点からSDGsの取組を進めてきました。



この取組で収穫されたネギの取引をラーメン屋さんと行うことになりました!


白河市はラーメン屋さんが大変多い地域です。具材として、スープの出汁としてネギをほとんど捨てるところなく使ってくれます。


今回協力してくれた菊忠さんは、現存する白河ラーメンのお店では1番古くからのお店です。


余談ですが、白河でラーメンを最初に提供したお店はまた別。そこのお店の味を引き継いでいるお店を1番古くからあるお店という人もいます。


肥料販売店とネギ生産者。


点と点が線になりました。


そこに利用者が加わりました。


点が3つになり、面が生まれました。


小さいですが、地域で1つの経済循環モデルが生まれたことになります。


SDGsの取り組みとしても、パートナーシップが生まれた形となります。


これからSDGsを活用したサスティナブルなビジネスモデルをどんどん作り上げていきたいと思っています^_^