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THE BEEF NEWS:牛肉ニュース

バンコク)トンロー飲食店、タイ産牛肉を「黒毛和牛」!その実情とは?

2020.07.23 07:47

https://pattayaja.com/2020/07/15/12866/ からの引用です google翻訳で日本語化していますのでカタコトの日本語です。


以下の、注意喚起の記事に続報です。以下記事は非常に短い記事だったのですが、反響が寄せられています。


タイ)バンコクなどで「飲食店投資詐欺」の手口がまた増加!注意をhttps://pattayaja.com/2020/07/08/12746/

記事で書いた「飲食店投資詐欺」の手口そのものは、タイの飲食店に詳しくない人を狙った古典的なもので、昔から多くあるものです。

プレジデントの以下の過去記事でも書いた通り、同様の手口を使っているグループは当時で10以上にのぼり、1つや2つの店舗やグループの話ではありません。


プレジデントオンライン)日本人がカモに「タイの投資詐欺」全手口 (2019年2月18日)

https://president.jp/articles/-/27707

前回記事で反響があったのは、飲食店業界には素人の日本人の方が、今まさにトンローの飲食店に投資を誘われているという話が多くあり、その問い合わせがあったためです。

バンコクの日本人街、トンローには膨大な数の日本食の飲食店があります。

その中の一部の店舗の実情とは、一体どのようなものなのでしょうか。

以下は、実際にバンコクのトンローにある、ある日本人経営の飲食店で勤務していた人のコメントです。

「働いていたトンローにある日本食の飲食店の焼肉メニューには、高い牛肉から安い牛肉まで多様なメニューがあるんですが、その中の安い牛肉にも「黒毛和牛」と日本語で書いていたんです。店では「黒毛和牛が安く食べられる」といった宣伝もされているんですが、実際は安い肉はタイ産牛肉。それを「黒毛和牛」と宣伝して、販売しているんです。

実際はタイ産牛ですから、普通の人が食べても「何だか黒毛和牛にしては美味しくない」という評判になるし、詳しい人が食べると、おそらくタイ産牛とかだろうとわかる味がします。」

この「黒毛和牛」という表現。


日本語としては日本産の「黒毛和牛」の牛肉を表す言葉ですから、日本国内なら食品偽装で問題となりうる話なんですが、タイでは、そのような日本語の言葉の定義が知られる事そのものが少ないのです。

(参考:MBS「元従業員が語る手口 精肉店「神戸サカエ屋による食肉偽装」<日本での事例です)https://www.mbs.jp/mint/news/2020/03/02/075698.shtml )https://www.mbs.jp/mint/news/2020/03/02/075698.shtml

タイ国内では、タイ産牛肉にも「和牛」等といったブランド名の牛肉があるほどで、これをタイ国内で「和牛」と呼んでも違法とはならないのです。そんな状況ですから、タイでタイ産牛肉に「黒毛和牛」と記載して宣伝しても、ただちに詐欺罪等を構成するとは言い難く、このような記載が取り締まられる事は少ないという実情があります。

とはいうものの、この「黒毛和牛」という呼称。日本人が見ると、日本産の黒毛和牛と思うのが自然な呼称です。

そのバンコクのトンローの飲食店で、日本人が日本産の黒毛和牛を安く食べられると思って食事をしたら、実際にはタイ産牛肉を割高に食べているだけとなっている事を思うと、なんだか可哀そうになる話です。

こういう事を行っている店では、従業員たちにも違法な残業や酷使をして「ブラック企業」のようになっている事が多く、それに怒った従業員たちが告発を多くしています。

元従業員たちによると、そのような飲食店ではお客さんが残したサラダをまた別のお客さんに出したり、床に落ちた料理も水で少し洗ってそのままお客さんに出したりと、他にも問題となる行為が常態化しているとのこと。

そのような実態の告発を受けて、飲食業界では批判が多く出ているのです。

(写真は飲食店イメージ

記事の内容とは一切関係ありません。)

取材を進めてみると、実はこの店の日本人オーナー自身も、この格安「黒毛和牛」は本当はタイ産牛肉だと認めていたと言う証言が出てきました。

トンローの飲食店業界の日本人は、次のようにコメントしています。

「この格安黒毛和牛のオーナーの日本人に、これは本当はタイ産牛肉だろ!と皆で問い詰めたことがあるんです。するとその日本人オーナーはタイ産牛肉である事を認め、それは販売のテクニックだ!と言い出したんです。

この日本人オーナーは、口癖のように”在タイ日本人には味なんかわからない”といつも言っています。そんな人間だから、タイ産牛肉を「黒毛和牛」とか「和牛」とか書いて日本人に販売するぐらい、平気でやっているんですよ。

そんな実情の店ですから、まともな飲食店からは批判も多くされているんです。」

本記事冒頭に掲載した前回記事で反響があったのは、飲食業界の素人の日本人の方などに、このようなトンローの飲食店のオーナーが新たに店を出店するから投資をするよう勧誘する事が多く行われており、その勧誘を受けた人たちから問い合わせや反響があったためです。

このような実態がトンローの一部日本人向け店舗にはあるといいます。もちろん、誠実に仕事をしているまともな店舗もあります。ただ、誠実な店舗は一般論として、素人の方を相手に投資をさせようとはしません。

このような被害にあわないためにも、相手側の言う話だけを信用せず、自身で把握して管理できる話か注意が必要です。

また、相談先を増やして、多様な情報を集める事も大切となります。


尚、タイの各飲食店で、日本産の牛肉をきちんと関税も払って輸入して販売している店舗は、是非日本と同様に、販売している牛肉の個体識別番号を店頭に掲示する取り組みをするのが効果的ではないでしょうか?

個体識別番号があると、以下のサイトなどで日本の生産者まで簡単に調べられますので、お客さんも従業員も、本物である事も確認できて安心して購入ができます。同一の個体識別番号に対し販売されている牛肉の量が多すぎる場合は、不自然さが出ますから、個体識別番号の偽装もしにくくなるでしょう。

(日本)牛の個体識別情報検索サービス https://www.id.nlbc.go.jp/top.html