フィリピンで子供を育てる。エリートに育てるには一人学費その他で2000万円は掛かる。
フィリピンで子供と暮らす。うちの息子や娘は学習院と慶応を小学校から行っている。年間120万円X2で240万円が学費だけで掛かっているので16年間で約4000万円が学費で掛かっているし、これらの学校に入れるためには、それなりの幼児教育が必要で、軽井沢の合宿やその他塾、松濤幼稚園等に費やしたお金は二人で1000万円は最低掛かるので、合計学費だけで5000万円は使った。まあ彼らが中学生の時には私はフィリピンに居たので、学費その他は日本にフィリピンから仕送りをしていた。35年前はフィリピンでは、金利が15%でその他に土地ころがしで儲かったから出来たが、前にも言ったようにペソはこの35年で3倍安くなったのだから、その分も超えて利益を出せたのは、最初の10年で、それ以降は地道に遣って来たが、それでもペソは安く成り、その分物価は高騰したので日本円で収支を出すと、損失はかなり多い。
フィリピンで子供を持つ。お金持ちのフィリピン人の家庭で、子供が二人いた場合、生まれて直ぐにヤヤ(子供の面倒を見る人)を付ける、しかし英語でないといけないので、それなりのヤヤを雇う処からスタートし、4歳に成ったら、それなりの幼児教育をスタートする。そこに行くために車1台が必要となり、運転手も必要となる。子供が二人いた場合は時間や場所が違えば、車が2台、運転手二人が必要となる。こうした幼児養育をする場合の学費は月3万円程度だが、二人いれば月6万円に成る。x8カ月だと50万円年間学費とヤヤや運転手、車の償却を考えると年間二人で120万円は掛かる。フィリピンでも教育費には金は掛かる。小学校に入ってもヤヤや運転手、車の償却は必要で、ラサールの小学校やドンボスコ小学校に入れさせないとエリートコースは歩めないので、年間50万円程度の学費x2=100万円+ヤヤや運転手、車の償却となると、日本と同じような金額が必要となり、小学校、高校はラサールで大学はアテネオとなる。どう考えても私の日本の学費の半分以上の金は掛かる。
しかし、もしこれを公立を使った場合は、書籍代以外は無料だが、教育レベルは高校卒業時でも、日本の小学校5年生以下だと言って間違いない。その上英語も喋れない。その子供は月給2万円以上取れない人生を送る事となる。子供だけを考えても、フィリピンで子供を持った場合、日本に戻って日本の公立学校に入れない限り、こうなることは仕方ない、このウイルス以降、フィリピンでもある程度高額(5万円以上)な給与を払えていた企業も払えなくなるから、月給2万円以上取れない人生を送る事となるのは確実である。
それを可愛そうと思うか、仕方ないと思うかだが。。。。
写真はラサール大学付属小学校だが、ここはオルチィガス通りのグリーンヒルズにあるが、登校時退校時は送り迎えの車で大混雑でこの時間は私はグリーンヒルズには行かない。しかしフィリピン小学校ではここが1番で有る。(学費は年間約50万円)