ピラティスと免疫力向上①
こんにちは。ピラティスインストラクターのMioです。
ついに4連休!!!と嬉しい気持ちもつかの間、新型コロナウイルスの感染が拡大していますね。ニュースなどを見て、不安な気持ちでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
このような状況下、感染予防対策(手洗い・マスク着用・ソーシャルディスタンスなど)の継続も勿論大切ですが、それと同じくらい"免疫力をどう高めるか"ということが大切だと感じています。
そもそも免疫とは、体内で発生したがん細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのことです。
人間の身体の中では毎日、がん細胞などの異物(身体に害をもたらす細胞)ができますが、免疫の仕組みによってそうした異物が死滅していくのです。
免疫の仕組みは、いくつもの免疫細胞が協調しあって働いていて、免疫細胞はわたしたちの体を循環する血液中やリンパ液中に存在しています。
この免疫細胞さん。
きちんと働くにはいくつか条件があるのですが、今日は【体温】に注目!
「体温を上げると免疫力がアップする」という話を聞いたことがある方は多いと思いますが、その理由の一つが、血流がよくなることにあります。
血液の中には、免疫細胞が集まっている白血球がありますが、白血球が体中のすみずみを巡ることで、免疫力が発揮されるやすくなり、逆に体温が下がり血流が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できなくなってしまうのです。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれています。
免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするともいわれ、体温を上げることの重要性がよくわかります。
そして、ピラティスは体温を上げることに役立つ要素がいっぱい!
例えば、ピラティスの呼吸法である胸式呼吸は呼吸筋と呼ばれる、横隔膜や首、背中にある約20種類ものインナーマッスルが使われています。
インナーマッスルが鍛えられることで、基礎代謝が上がり、それに伴い体温も上昇します。
また代謝アップにより、体内で不要となった水分や老廃物、毒素などがきちんと排出されやすくなります。
体をクリーンな状態に保てるため、免疫機能が発揮しやすい環境を整えることが可能と言われているのです。
実は私も昔は平熱が35.4度とかなり低体温な体質でした....が、ピラティスを続けることで、今は平熱が36.5度に!
ピラティスを始めてからインフルエンザに感染することがなくなりましたし、風邪をひきにくくもなりました。そして日常的にも疲れにくくなるなど、沢山の効果を実感しています♡
まずは深く、ゆっくり、胸式呼吸からはじめてみてはいかがでしょうか?
レッスンでも一緒に胸式呼吸を練習していきましょうね♪