左右差

お客様の足を診さしていただいて、左右が平等に使えている人はいません。

どちらかの足が踏ん張る足で、どちらかの足が蹴る足というように、無意識に左右で

使い分けている方が多いです。

上の写真のフットプリントも、指先の圧のかかり方や土踏まずの形状も左右で違って

います。

歩き方、走り方を見てみてもきっちり左右差は出ています。

肩の位置も違いますし、足の振り方も変わっています。

こういった、足それぞれで役割分担がはっきりしすぎると、どちらかの足に負担が

かかり痛みが出てくる場合が多いです。

こういう方は、よく動く側が動きにくい側の分も頑張ってしまい、そちらに痛みが

出る場合が多いです。

もちろん、動きにくい側が痛くなる方もいます。

こういった場合、インソールは左右で違う設計になる場合が多いです。

上のフットプリントの方は左が動きやすく、右が動かしにくいため、左が頑張りす

ぎて左に負担がかかっていました。

インソールの写真ではわかりにくいですが、今回は右足の体重移動がしやすいよう、

そして左足は負担を減らすような設計にして、バランスが整いやすいようにしています。

身体の土台である足底から変えてあげると、どんどん上の膝や腰のねじれがとれ、動き

がスムーズになっていきます。

気になる方はご相談下さい。