「今後のWithコロナについて」のこと。
いやあ、
いよいよ大変な状況になってきているとおもいますが
皆さんは、この状況をどう見ていられますでしょうか
ほんの1週間前くらいは、東京は感染者数が100人を超え、
他の県の方から「東京やばくね?大丈夫なの?」と言われるようなレベルでしたが
今や、東京に限らず、色んな地域で感染者が確認されるようになりました。
そんな中での、4連休。
都知事や医師会は「できるかぎり外出は控えてください」
だけど、官房長官は「対策をきちんとすれば、外出してもいい」
そんな中、東京は除外になっているけれども、結局決行されている「Go To キャンペーン」
都民としては、
いや、どうすりゃいいんだよ
というまま、4連休を迎えてしまったような気がします。
Go To キャンペーンがあることで、人の動きが多くなると、それだけ経済はまわるのかもしれませんが、そのぶんウイルスも活性化するリスクもあるとおもいます。
最悪なケースを考えると、このキャンペーンをきっかけに、各地で感染者が確認され、4月や5月のときよりも悪い状況になることも考えられると思います。
そうなったときに、また自粛生活になるのか、
あるいは、Withコロナの段階として、仕事は続いていくのか
どちらにしても、不安です。
そもそも、僕はGo To キャンペーンに対して、理解がないのですが
このキャンペーンにより、救われるのは観光業界の方々になるのでしょうか
もちろん、観光業界の方々も大変な思いをされているとおもいます。
しかし、悲鳴を上げている業種は他にもたくさんあります。
その中で、なぜ旅行を推進するキャンペーンをやるのでしょうか?
色んな業界の方々が悲鳴を上げている中で、また、たくさんの問題がある中で、その中でも一番重きをおくべきところはどこでしょうか。
僕は、医療だとおもいます。
緊急事態宣言が発令され、多くの方が外出自粛、お家で過ごすことになったとおもいますが
それは何のためだったか、と考えると
やはり、医療崩壊を防ぐためだったと認識しています。
そのために、多くのひとが自宅で過ごしていたのではないでしょうか。
しかし、看護師さんや医療関係者の方々は、このコロナウイルスの影響により、負担が多くなっていて、命がけでお仕事をしてくださっているにも関わらず
経営危機により、ボーナスが貰えないような状況になっているというニュースを目にしました。
こんなことがあってよいのでしょうか。
誤解を恐れずに言うと
観光業界よりも先に救わなければいけないのは、こちらではないでしょうか。
この状況をどうにかしないと、結果的に僕らの命に関わってくることにもなります。
連休で旅行者が増え、その瞬間は経済が潤ったとしても、そのあと感染者が増え、様々なことがストップしていけば、経済的にもダメージになりますから
Go To キャンペーンは経済対策でも、なんでもないと思っちゃいます。
そして、今後これから感染者数が増え続けたとしたら、自分たちの生活がどうなっていくのか
一寸先は闇…というか、何も想像ができません。
しかし、このWithコロナの時代に、ウイルス対策と経済活動の両立を目指していくのであれば
もっともっとテレワークが普及したり、オンラインサービスが充実したり、
外出の機会を少なくしても、ある程度経済が回っていくような、新しい生活様式を目指していかなくてはいけない気がします。
もちろん、口で言うほど、簡単なことではないですが
危険な状況になっても、毎日出社しなければいけない
通勤は満員電車・満員のバスに乗らなくてはいけない
仕事はしなくてはいけないけれど、遊びに出かけてはいけない
というようなことを繰り返し続けていくのは、あまり現実的ではないように思えます。
たとえば、
緊急事態宣言の発令中のときなら、全ての業務をテレワークにしていたところを
原則テレワークに切り替え、会社でしかできないような内容の仕事は、出社する。
みたいな、うまく間をとっていかなければならない段階になっていくのかもしれません。
僕にとっては、この緊急事態宣言が明けた6月〜7月というのは、
4月〜5月のときよりも、厳しい状況です。
自粛期間中は、仕事がなくても仕方がないと思えていましたが
Withコロナの段階に入り、まわりは活動再開できても、自分はなかなか仕事がなくて
このタイミングで新しいお仕事を探しても
人との接触の少ないお仕事は、やっぱり少ないし
お店で演奏したり、カルチャースクールで講師をしたりするような求人もありましたが
採用してもらえたとしても、そのあと営業が無事に続いていくかどうか分からないし
何をするにも不安だらけで、八方塞がりのような気持ちに、どうしても、なってしまいます。
ただ、僕はこの不安は、正しい不安、というか、
感じているべき不安なような気もして
その不安を感じつつも、慎重にベストな選択を模索していきたい気持ちです。
皆様もお気をつけて、ご安全にお過ごしください。
ということしか言えないのですが
もうとにかく、すこしでも早く状況が良くなることを願うばかりです。