Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

きゃんべる in Denmark

みんな優しい~(涙)

2020.07.25 13:45
前回の続きです。ちょっと長文になってしまいました。)


 1時間遅れで友人と再会することができ、

ぶらぶら街歩きする。


 真っ赤な市庁舎を見て、

 もうお昼だったので、どこで食べるかという話になり、その近くにあった

Coop Restaurantに行くことになった。



 スイスの2大スーパー、MigrosとCoop。

私たちにとってはなつかしすぎる。


 お昼を済ませて、ライン川まで歩き、

橋(Mittlere Brücke)を渡って対岸まで行った。


 次に、大聖堂を見ようと、川沿いを少し歩いて、

川を横断する小舟(Münster-Fähre)が運営されているので、

それに乗った。

川を横断するくらいはいいけど、それ以上の時間乗ったら絶対酔う感じの小舟だった。


川では泳いで下っている(荷物は背負っている)人達もいて、なかなか面白かった。

ベルンのアーレ川は泳いだことがあるが、

ライン川はどうかなあ。


大聖堂を軽く見学し、

娘のオムツも替えたかったので、もう一度Coopに戻る途中で事件は起きた。


 息子は突然痛いとわめきだし、何かに刺されたというので、Tシャツをめくると、

脇腹に針のようなものが刺さっている。

ミツバチの針と夫が言ったと思うが、

私は一瞬なにが起こったのか、わけわからず、「これ抜いていいの?」と聞き、

友人が「抜いていい」というので、

ティッシュでつまんで、とにかく針を抜いた。


 その時ちょうど私たちのいた側のお店から出てきた

女性が、フランス語で(たぶん私達の会話からフランス語を話してくれたのだと思う。)

「これ使って。子供用のよ。」と虫刺され用のロールオンタイプのスティックを

差し出してくれた。それを塗らさせてもらって、返そうとしたら、

「全然たいしたものじゃないからとっておいて。この先に薬局もあるわ。」

と言って、去っていった。


 そして、隣の店にいたガードマンの男性は、

「アイスで冷やしたらいいよ。」と向かいのスーパー(それは別のCoopだったと思う)

を指差し、

夫は息子を連れて地下の食料品売り場へ行った。

私はアイス=氷と思って、氷をわけてもらうのかと思って、

友人とちょっと待っていたけど、様子を見に

追いかけていくと、

アイスクリーム売り場でカップ入りのアイスで刺されたところを冷していた。

私は間抜けな母親であった。

(ちなみに夫はドイツ語も話せる。)


そこでも、別の女性が

息子を心配してくれていて、

私に、「私も男の子が二人いてわかるのよ。」と言ってくれた。(英語で)

その女性も、この先ちょっと行ったら薬局あるから、と教えてくれた。


スーパーのレジの男性も同情してくれ、

私達はその3.75スイスフランのアイスクリームを購入し、

その場にいたいろんな人に心配されながらスーパーを後にした。


日頃も怖がりで、ちょっとのケガでも大騒ぎするくらいだから、

今にも死にそうだと言わんばかりに泣き続ける息子。

薬局へ歩いていく途中、パニクる息子に道端でアイスクリームを売る

おじさんも声をかけてくれた。

あまりに大声だから道行く人みんなの注目を浴びた。



薬局に入って、最初は若いお姉さんだったけど、事情を夫が説明すると、

ベテランのしっかりした薬剤師さんを呼んできてくれて、

その薬剤師さんは「フランス語話しますか。」と聞き、

(夫が言うには彼女はフランス人らしかった。)

フランス語で、息子に、ゆっくり呼吸して、

大丈夫だから、と言って

落ち着かせてくれて、

患部を見て、こうなるのは普通ですぐ治るわ。と

保冷剤も貸してくれて、しばらくそこで冷やさせてもらった。

そして虫刺され用のジェルを出してくれた。(スイスプライス=高かった…。)

ほんとに勇敢な子ね。と言ってくれたりして、あめちゃんまでくれた。


ちなみに最近で、息子含め、3人刺されているらしい。

こんな街中でハチに刺されるなんてビックリした。

ほんとにいつ息子のTシャツの中に入り込んだのか。

私はハチに刺された経験もなかったので、もし一人だったら適切に対応できたか

わからない。


私は母親なのに、ほとんど役に立たず、息子を落ち着かせることもできず、

落ち込むわ、と同時にスイスの人々の親切さに感動した。


みなさんのおかげで、帰るころには

蚊に刺された程度の赤みとなり、

帰ってから、義父に見せたら、なんもないよ、

というぐらいであった。


1日の間にいろんなことが起こりすぎて、

いい日だったのか悪い日だったのかよくわからないけど、

この日のことはずっと忘れないと思う。


その翌日、赤みは残っているけど、息子はだいじょうぶそうです。