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各事業部、見直し迫られ一度解体。

2016.06.01 00:53

こんにちは!

最近雨の日が増えてきて、梅雨に入ったのだなあと感じています。

フィリピンメンバーとチャットしていたら「今日はカフェでゆっくりしていたの。梅雨の時期に入ったから雨の日が多い。」と言っていました。フィリピンも梅雨なんですね〜


さて、以前、食品・衣類・映像の三事業部で決定したのですが、再編成し直すことになりました。映像は事業内容が不明確化していたこと、衣類はコンプライアンスの問題が浮上してきたためです。現地入りまであと二ヶ月となり、時間も少なくなってきた中での再検討でした。

一度フラットな組織に戻り、案をいくつか出し、それぞれの実現可能性を詰める短期的チームを作りました。

フィリピンメンバーも合流してくれて、チームごとに事業案をプレゼンし、セールスポイントをアピールしました。

最終的にフィリピンメンバーが「これが一番人気出るよ!」と推してくれた、みたらし団子に決定。フィリピンでは餅がなかなか売っていないことや、甘辛い味が人気でみたらしの味も売れそう、とのことでした。

この場合の事業戦略を考えてみようと思います。私たちがフィリピンで出店することの強みとは「日本に住む日本人が出店する」ということです。そこで日本の文化を代表するものの中で、フィリピンではなかなか取り入れるのが難しい商品を販売することで、他店と差別化を図ることができます。今回で言うと、餅の原料はフィリピンでは高額で、なかなか手に入りません。しかし日本でなら安く容易に手に入るため、材料費を抑えられ、安く商品を提供できるという点です。

マーケティングにおいても、多くの学びがありました。日本人が売れるんじゃないかと提案したものはフィリピン人には微妙な反応で、日本人だけでは考えつかなかったみたらし団子が最終的に商品に決定しました。日本に来てくれたフィリピンメンバーがたまたま食べる機会があり「美味しかったから、フィリピンでも売ったらどうかな?」と提案してくれたのがきっかけでした。マーケティング調査は、いかに市場の確かな情報を得られるかが重要だと感じました。

コストを考えつつも、高いクオリティーで提供するべく、試行錯誤していきます!