ミネラルの働き
ミネラルがどのようにしてできているのかを前回までにお話しさせて頂きました。
今回はミネラルの働きについて。
ミネラルはどのような働きがあるのかをお話しします。
イオン化(水溶性)ミネラルは様々な働きがあります。
(イオン化ミネラル?な方は一つ前の記事をご覧ください:植物性ミネラルって?)
生命力のカギとなる酵素を助けたり細胞や他の栄養素、神経伝達も助けてくれます。
そして身体の組織の成分にもなります。
分かりやすく言えば
例えばドア。
板だけあってもドアにはなりません。
ドアにするために必要なビスだけでもドアにはなりません。
その板にビスで留めるからドアになります。
このビスは板を補助し支えているので板はドアとしてなりたっています。
ミネラルもこのビスと同じく、私たちの体にはミネラルが入ることによって
生命活動しているということです。
機械は使い続けると段々と錆びてきて動きにくくなります。
その錆にオイルを指すと再び動き出します。
身体も同じで使い続け(生き続け)ているとあちらこちらが痛くなったり弱くなったり
病気になったりします。
それをミネラルがオイルのような補助的な役割をしているということです。
だから体は動き続けられるのです。
ミネラルは健康維持に欠かせないものです。
「酵素」という言葉を見たり聞いたりしたことがあると思います。
この酵素もミネラル同様、必要なものです。
それは酵素とは消化や吸収、皮膚や臓器の新陳代謝などの生命活動に関わっていて
体内には5,000種類以上の酵素があります。
酵素は体内で作られますが(ミネラルは作れない)その半数以上が
ミネラルとタンパク質との複合構造体でミネラルが無いと酵素を活性化することも
作ることもできません。
ミネラルは生命にとって酵素を助けているんですよね。
他にも骨や歯、血液、ホルモンなどの様々な組織の成分にもミネラルは関わっています。
でも多種類のミネラルを取り入れる必要があります。
(野菜も種類によってミネラルの種類が違うことは前回の記事に書いています)
そしてビタミンはミネラルが無いとほとんど吸収することも
その役割(機能)を果たすこともできません。
逆にいうとミネラルを摂ることで吸収力が上がります。
また、筋肉を効率よく動かしイライラや興奮、緊張の緩和、
そして集中力や記憶力といった脳の機能を高めたり正常な神経伝達を助けています。
だからミネラルって大事なんですよね。
酵素にはミネラルが必要ですが実はそれだけではないんです。
次回はそのことをお話していきたいと思います。
これまで三回に渡って簡単に短くミネラルについてお話してきました。
もしわかりにくかったり質問などがありましたらお問い合わせください。