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RightBrain-Explosion

過去作品紹介【塀の中からごきげんよう】

2020.07.25 11:00

2012年上演作
第一次右脳爆発 『塀の中からごきげんよう』

【無料配信中‼︎】


(動画へは、記事ラストのYouTubeリンクから!)


2012年上演、劇団 右脳爆発の旗揚げ公演!

物語の舞台は刑務所。同室の5名が「刑務作業」と称してトーク番組の模倣を行ううち、1人の囚人の冤罪を証明してしまうというストーリー。

密室の中、 回想を交えつつ会話・推理していくスタイルはこの時点から既に確立。原点にして、ある意味頂点。まさに右脳プロトタイプ的作品。



脚本・演出/渡辺岳 コメント


今YouTubeにて公開中の映像は約10年前のもので、少し画質などに難があるかもしれません。

それもそのはずで、ただのハンディカムにたまたま記録していたものをデジタル化してお届けしている状態。


もとよりこの公演は映像に残すつもりがなく、実際カメラを入れることもなくステージを重ねたのですが、千秋楽にふと気が変わって「まあ、一応」といった程度に録画したものでした。

結果的に、それがその後のすべてを左右することになります。



『塀の中からごきげんよう』は、今でこそ「第一次右脳爆発」と銘打ち旗揚げ公演という事になっていますが、もともとは単発企画。

学生時代の最後に、これをもって芝居を卒業するというつもりで上演した作品です。


当時所属していた大学の演劇部では、いろんなテイストのお芝居をやっていて、自分も脚本を書いてみたり舞台に立ったりと様々なことをして。

楽しくはあったのですが、ただその場所では、最後まで自分のイメージ通りのものが作れなかったという思いが残りました。

だからこそ、最後に自分の「やりたい!」を詰め込んだ芝居をやって終わる。そういう企画だったんです。


結果としては、まさしくずっと書きたかった脚本が書けたと思いましたし、「演出」としてもしっかり作ることができた。

もちろんストーリーの雑さや、粗削りなところも多々ありますが、反面今にない大胆さもある気がして、初心を思い出すうえでも大事な作品になりました。


今にして思えば、この時の熱をのちに思い返し、「ここで辞めずに次もやってみよう」と思えたのは、まさにこのハンディカム映像が残っていたからだと思います。大学を出て就職したばかりの頃、ずっとこの映像を見ていました。

これがなければ、いつしかその熱も忘れ、次への意欲を保ち続けることはおそらくなかった。

そういう意味で、正しく今の右脳爆発の原点となった映像です。


せっかくなので、この機会に是非とも一度ご視聴ください。



YouTubeにて【全編公開中!】

第一次右脳爆発

『塀の中からごきげんよう』

2012年3月11日上演

@神戸 三宮 イカロスの森

脚本・演出 渡辺岳


▽あらすじ

「新たな刑務作業をてめえらに与える!」

看守の声が響く監房内。

突如課せられた前代未聞の刑務作業。

しかしそこから浮かび上がったのは

ある囚人の…?

絡み合う謎!謎!謎!

高まる興奮 深まる疑惑

そこに隠された真実とは!?

話を繋いで何が出るかな?

笑いあり! 涙なし!

年末どたばたハイテンションサスペンス!


▽CAST

善  :半熟♡プテラ

吉沢 :岸田壮平

三木 :山田翔太朗

内村 :四本綾

森  :だむ

松川 :羽土志帆里

大貫 :大島麻季

看守 :渡辺岳


【劇団 右脳爆発】

https://rb-explosion.wixsite.com/rb-explosion