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YOKO KURAHASHI

『映画・聲の形』7/31(金)放送!

2020.07.26 01:00


うれしいお知らせです!!

来週7月31日(金)21時から
日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で、
『映画・聲の形』が放送予定!!

わたしも、講談社の青い鳥文庫から、
原作マンガのノベライズをさせていただき
『小説・聲の形』を出版しています☆


当日も、もちろん観る予定ですが、
録画予約もセットして、準備万端♡



知っている方もたくさんいらっしゃると
思いますが、一応あらためて……


『聲の形』は、週刊少年マガジンに連載
された、大今良時先生のマンガが原作。

『このマンガがすごい!2015』(宝島社)
のオトコ編で、堂々1位になり、数々の
賞を受賞し、映画化された作品です。


物語は、主人公の石田将也と、
耳の聞こえない少女・西宮硝子を
中心に描かれる、深くて繊細な
人間関係がテーマ。

伝えたいのに、伝わらない
コミュニケーションのむずかしさ。
相手を理解できなくて、誤解したり、
イジメたり、イジメられたり……。

青春時代のはがゆくて、せつない
ストーリーは、時に衝撃的で、
きれいごとではない、少年少女たちの
リアルな心の機微が、ていねいに
描かれています。


当時、映画館で観たとき、
「あ~、この子自分に似てるな」
「そういえば、自分も同じことしてたな」

と考えさせられるシーンやセリフが
たくさんあって、自分自身の学生時代
の思い出が、ストーリーと共に、
どんどんあふれ出てきたんです。


わたしが今書いているシリーズの
『夜カフェ』では、登場人物たちが
ぶつかりあうシーンがけっこう多く
出てくるんですが、『聲の形』でも、
激しくぶつかり合うシーンがたくさん。
だけど、ぶつかり合うからこそ、
分かり合えるものがあって、そこに
あたたかさや希望が感じられる。


京都アニメーションさんが制作された
やわらかくて美しい映像。
細部までこだわって作られた音楽、
音、セリフ、声、表情の一つ一つに、
この映画を作った多くの方々の想いが
込められている。

この愛の詰まった作品を観るのが、
わたしも、今から楽しみです♪


まだ観ていない方はもちろん、
観たことがある方も、ぜひ!!

原作マンガをノベライズした作品、
『小説・聲の形』(上下巻)は、
青い鳥文庫から出版しています。

原作マンガにはない、大今先生の
描きおろしイラストがたっぷり。
マンガでは見られなかった表情や
カットも入っていますよー。


それと、大今先生のご意向で、
原作マンガにはないシーンも追加
されているので、ぜひ一度、
手に取っていただけたらうれしいな。