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藤田晋 invitational RTDリーグ

藤田、12000を3発!BLACK DIVISION 第4節 3回戦A卓レポート

2016.06.09 11:00

6/4(土)23:58よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第4節 3回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)

勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)

村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

開始前の成績はこちら↓

全28戦のうち後半戦の初戦にあたる今回、藤田の大爆発となった。

東1局、藤田が7巡目に1pチーから仕掛け始めると、4pもアンカンしてテンパイ。

滝沢のリーチ宣言牌6pを捕えて、まずはハネマンの12000。

東4局にはトップ目でオヤ番を迎えると、滝沢の追いかけリーチに1度もツモらせずに一発ツモの4000オール。


続く1本場が圧巻だった。

村上の2巡目リーチにドラアンコで向かっていった藤田。

このテンパイを果たすが、9sが3枚切れていることもあり、冷静にヤミテンとする。

すると、次巡にツモ4m打5mとし、たった1巡でピンフが付いて9sでもアガれるようになってしまったのである。

藤田はヤミテンを続行し、すぐに勝又から村上の現物9sで12000を出アガリした。

藤田が3発の12000で大トップ目に立つ。


しかし、本当にすごいのはこの後だった。

南1局1本場で勝又が高目ダブ南のリーチ。

すぐにオヤの滝沢も追いかける。

すると、この2軒リーチに対して藤田も追いついた。

9sを切れば絶好に見える2p5p待ち。

9sは2人に通っていないが、通っていない牌が多い場であるため、9sを切ってもおかしくない。

しかし、藤田はここから安全牌の4pを抜く。

すると次巡、リーチしていたらツモ切りしなければならなかった南を持ってきて、きっちりオリに回った。

ウラドラが南だったため、もし藤田がリーチしていたら勝又に12000の放銃だったことになる。

大トップ目に立っても決して驕ることなく、冷静に立ち回ることができる。

正にトッププロのゲーム運びで、藤田の完勝であった。

自らもやはりそう思ったようで、渾身のドヤ顔で自画自賛である。

藤田「ぼくの中では完璧なゲーム運びでしたね( ̄▽ ̄)ドヤッ」

さすがにこの回は、ドヤッていいです社長!

藤田は総合順位こそ3位のままだったが、上位の白鳥・たろうとともにポイントを大きく伸ばした。


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)