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藤田晋 invitational RTDリーグ

初トップの滝沢!癒しの多井!?BLACK DIVISION 第4節 4回戦A卓レポート

2016.06.10 11:00

6/4(土)25:22よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第4節 4回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)

滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)

多井 隆晴(RMU)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

開始前の成績はこちら↓

全28戦の後半戦が始まっているのにもかかわらず、いまだにトップを取れていない滝沢。

なんと15戦トップなし。

滝沢「いつトップ取れるのかなあって感じです、はぁ(´・ω・`)」

トータルでも当然最下位となっている。

そんな滝沢が、東1局に先制した。

多井のリーチに追いかけて、高目4pツモの2000・4000。

こ、これは!?ついにきたか!?


すると、次局には、好形リーチが多い滝沢にしては珍しい愚形ドラ1のリーチで勝負に出る。

リーチ者が滝沢ということもあって盲点になったか、多井が7mで一発放銃の5200。

これはトップいけるんじゃ!?


滝沢は南3局のオヤ番を迎えてもいまだトップ!

しかし、滝沢をまくるべく、2着目の白鳥が北、3m、4mとポンして追いすがる。

この仕掛けに対し、滝沢は持ち前の強い受けでしっかり対応していくと、粘り強くテンパイにたどり着いた。

マンズの中では比較的勝負しやすい2mをノータイムで安全牌のようにスッと切り、1枚切れ東単騎のテンパイを組む。

そして、すぐに白鳥が東を掴み、滝沢が9600のカウンターでダメ押しを決めた。

半荘終了直後の滝沢↓

安堵感と高揚感と疲労感が入り混じった、えも言われぬ表情である。

滝沢「やっと、やっとだ!よがっだああああああああ(ノД`)・゜・。」

本当におめでとうございます!!!!


*****ここから、番外編「癒しの多井」が始まります*****

「多井隆晴」

競技麻雀の選手ならば、知らない者はいない。

名実ともに、誰もが認めるトッププロだ。

地震、雷、火事、多井。

競技麻雀の世界に入るとまず習う言葉である。

そんな多井を見るだけで心を浄化する癒しがあるのをご存じだろうか。

オーラス、オヤの多井は、高打点・好形のイーシャンテンになったところで藤田のリーチを受けると、一発で掴んだ3sを当然ツモ切る。

すると・・・

これが一発放銃の5200は5800となり、ピンポイントでラスに転落してしまうのである。

多井参ったなあ、の図↑

それほど、多井は参っていた。

控室に戻ると、多井がつぶやいた。

多井「ここ10戦で8ラスとかですよ?こんなの初めてですよ( ;∀;)」


ここで、藤田により、新たな癒し法が誕生した。

藤田「多井さんでもこんなときがあるんですね、ちょっと安心しました。癒されるわあ(*´ω`*)」

↑白鳥「ク、クスッ( *´艸`)」


多井「ぼくは、どうなっちゃうんだろう・・・」

これで、ついに滝沢とトータル最下位が入れ替わってしまった多井、次節以降の復活をみんなが待っているぞ!

がんばれ多井!負けるな多井!

もう癒されるなんて言わせないんだからねっ!


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)