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読んで、考える時間

2020.07.26 03:03

Facebook・船木 威徳さん投稿記事 【 読んで、考える時間 】

少し前の投稿で、「常に、自分の頭で考えて、自分で決めて行動すること」が、特に大切だ、という話をしたところ、何人かの人たちから「ものの考えかた」について尋ねられました。ちょうど、私が読み直しのために再び買った本を読む方が、私のとりとめのない話を聞くよりはるかに力になると思うので挙げておきます。

『思考の整理学』外山滋比古 著(ちくま文庫) 

ちなみに、この本、これまでに250万部売れているのです。すごいですよね。だれが、どこから読んでも、思考するとはなんなのか?が、少しずつ分かると思います。ただただ、素晴らしい一冊。私の、余計な説明など不要です。過去に取り上げた方ですが、「瀧本哲史さん」の著作もなんでもいいので、読んで欲しいです。私は、会ったこともない、この著者を、本当の先生と、心のなかで慕っていましたが、悲しいことに、急逝されました。
それでも、自分が落ち込んだとき、周りの人たちに理解されないとき、この人の著書を数ページ読み直すだけで、不思議な力をもらいます。私など、足下にも及ばないほどのとにかく、すごい人。

この春に、生まれて初めて、詳しく「般若心経」を学びました。たくさんの本も出ていますが、私の取っ掛かりは、NHKの番組でした。

(4回シリーズでしたが、一部ブロックされています。しょうがないですが。)

ここで、自分が現実や真実だと思い込んでいること、あるいは、その自分そのものとはなにかを全く違う角度から見て、そして、やはり考え続ける機会を得ました。

例えば、自分の、怒りの感情とはなんなのかを般若心経を学びながら客観的に見ていくと、少しずつそのあやふやな感情そのものが、あるのか、ないのか、わからなくなりそもそも、なぜ、怒りを感じたのか思い出せなくなっていきました。時間はかかるでしょうが、英語版の「般若心経」(the Heart Sutra)を、読み始めたところです。スマホの翻訳アプリが便利です。読んで、考えて、考えて、書いて、読んで、書いて。そんな、ゆったりとした4連休は実に楽しい時間をくれました。

『書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。』〜ヘルマン・ヘッセ(ドイツの小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞 / 1877~1962)

〜王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり

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大学生協文庫年間ランキング2年連続1位! 2018年1月~2019年12月 (大学生協事業連合調べ)

歴代の東大生・京大生が根強く支持する異例のベスト&ロングセラー!

刊行から34年で122刷・245万部突破!

「もっと若い時に読んでいれば……」

そう思わずにはいられませんでした。

――松本大介さん

自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。

アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?

自らの体験に即し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊。

2008 年に東大(本郷書籍部)・京大生協の書籍販売ランキングで1 位を獲得して以来、11年間の間にともに7度の売上1 位を獲得。

「東大・京大で一番読まれた本」として知名度を高め、新たな読者を増やし続けています。

■なぜ東大生が根強く支持するのか? 東大生の感想……外山滋比古講演会「思考の整理学を語る」より

・今の時代に必要なのは、情報を手に入れることよりも「捨てる」ことなのだ。

・他分野との接触、混在が新しい思考法を生み出すという考えがとても新鮮に思えた。

・大学やその先で求められている「学び」に対する姿勢が、少し分かった気がする。

・知識に偏った勉強をしてきたからこそ、それじゃいけないんだ、と思いを新たにした。

・考えがまとまらない時、くよくよするのがいちばんいけない。

・メモをとり、整理する癖がつきました!

・根底にある理念は自ら学べ、という点だと感じた。

・高校生の時は意味が良く分からなかったけれど、大学に入って文章を書くようになり、先生の仰っていたことの重要性が良く分かった。

・今の自分を肯定して考えることの楽しさを教えてくれます。

・時を経ても変わらない価値がある。

・この本を読んでいないなんて、人生の半分を損している。