ピラティスと免疫力向上②

こんにちは。ピラティスインストラクターのMioです。

前回に引き続き、"免疫力をどう高めるか"についてお話ししたいと思います。

皆さん、ストレスが免疫力の低下を引き起こすということをご存知でしたか？

前回触れたとおり、免疫とは、体内で発生したがん細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのことでした。

しかし、わたしたちの身体はストレスが過剰になると、体内で免疫力をつかさどっている血液中の白血球がうまく働かなくなってしまうことが分かっています。

前回は免疫機能が正常に機能するための鍵として、"体温"のことをお話ししましたが、もう１つ鍵となるのは、"自律神経がバランスよく働いていること" !!!

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

交感神経は主に日中、活動している時に優位になります。全身の活動力を高める神経で、血圧や血糖を上げたり、血液を筋肉や脳に集める働きがあります。

副交感神経は主に夜間、リラックスしているときに優位に働きます。身体を回復させる神経で、内臓の機能を高めたり、免疫機能を正常にする作用があります。

そして、長期間強いストレスにさらされると、自律神経の働きが乱れ、常に交感神経ばかりが優位になってしまいます。そうなると、免疫機能が正常に働きません。

自律神経のバランスを整える＝免疫機能を正常に保つ、ということが言えそうですね。

自律神経のバランスを整えるためには、「適度な運動」「深い呼吸」「身体を温める（入浴など）」「睡眠」といった基本的なリズムを整えることが大切です。

ピラティスは全身をしっかり動かしていくことで身体を温めていくことが出来ますし、ピラティスの胸式呼吸は、しっかりと新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで吐き出す深い呼吸法です。そのため、自律神経のバランスを整えることに役立つエクササイズだと感じています。

お客様からも「エクササイズ後、身体がすっきりする！」という声をよく頂きます。

ホントに何とも言えない爽快感なんです（笑）

ぜひ、まずは体験レッスンでその効果を少し実感してみてくださいね♪

今週も元気に楽しんでいきましょう！