ユーラシアスタッフの一服の涼~その6~
ユーラシアスタッフの一服の涼コメント第六回は、南部、足立、三浦、中島、上野、花田、岡崎、磯野、片桐、福永です!
■南部仁美
夏を迎える準備は、まず手作り梅ジュース(今年は後輩が収穫して分けてくれた梅!)、食べてみたいかき氷のお店リスト。これで快適に過ごしてますが、今年はそれらに加え、マスク焼けを防ぐ為の強力な日焼け止め、数年後の夏の為に、自粛期間にパイナップル栽培も始めました。石垣島のピーチパインが自宅で!ってなるといいなぁと研究中です。
■足立香苗
夏こそゆっくりお風呂に浸かってのんびりリフレッシュ!入浴剤が大好きです。暑い夏はぬるめのお湯に和ハッカや炭酸系で爽やかすっきり。最近ネーミングに惹かれて購入したが、屋久島、小笠原コレクション。お風呂から大自然にショートトリップできそうです。今年はステイホーム期間が長かった為、体が暑さに順応しきれずに夏バテになりやすいとか。お風呂でじっくり身体を癒して元気に夏を乗り切りたいです。
■三浦慎平
打ち水、風鈴、扇子からユニクロのエアリズムまで知恵と技術を駆使し夏を乗り切ってきた日本。片や年中暑い、中東はというと暑さを乗り切る為に駆使するのは巨額のオイルマネー。特に世界有数の産油国、カタール・ドーハのショッピングモールには冷房が効き過ぎているどころか、スケートリンクも併設されて、フィギュアスケートの試合が行われるほど。しかも、Tシャツ短パンで高速スピンやターンをするなど、みんなかなりの上級者!いつか日本フィギュア界のライバルはロシアではなくカタールになっているかもしれません。
■中島 智人
夏に涼を取れる場所といったら何といっても図書館なんですが、それ以上のところがあるんです。そう、皆さん大好きな鍾乳洞!4年前の夏に訪れた奥多摩町の日原鍾乳洞は、年間を通して11℃という涼しさ。関東随一という規模を誇る洞内には、3㎝成長するのに200年以上かかる石筍や石柱が無数に見られ、大自然の神秘を感じながら暑さも忘れてしまいます。帰るまでにまた暑くなってきたら、帰宅後は中田秀夫監督の名作ホラー映画「女優霊」をおすすめします。ザラザラした映像美と粘度の高い和製ホラーを感じさせる演出は、きっと身体の芯から涼しくなること間違いありませんよ♪
■上野 宏
暑い夏を快適に過ごすもっともシンプルな方法は「薄着」今から8年前に夏にウクライナへのチャーター便が就航しました。ウクライナをはじめ東欧、旧ソ連各地へのツアーを造成したのですが、パンフレットには夏らしいイメージと思い、夏の街並の写真を使うことしました。普段は、教会や自然の写真を使い、街や人物の写真を使うことはあまりありません。街並みには、涼しそうな服装の人々が沢山!写っていました。東欧や旧ソ連は夏が短く、乾燥していて過ごしやすいこともあり、建物の冷房があまり効いていません。なので屋内で冷え込むことがないので、皆、思いっきり薄着でした。そうそう。いつもは女性の方が多い弊社の旅。(それでも弊社は男性比率の高さでは業界随一なんです)。その夏のパンフレットのツアーでは、男性のお客様の比率がぐっと上がったような。(笑)
■花田基子
湿度も高く暑さに負けそうなスーダンにて、ドイツ人式?暑さ避けを習い皆で実践しました。 頭の上に濡れたタオルを置いて帽子を軽くかぶるという方法。 単純ですが風が吹くと頭の上に冷却装置がついたようにとっても快適です。そこにお客様からの質問があり、”地元の人は暑く感じないのか?”の問いに参加しますか?とガイドさんが指さす方向には地元の子供たちの水浴びの姿が。ウーム。その後、気候に合う鮮やかな装いに身を包む地元の方々の笑顔のパワーに癒されたのかすっかり暑さが飛んでいきました。
■岡崎なつ美
韓国では「伏日(ポンナル)」に参鶏湯を食べます。日本の「土用丑の日」のような日で、滋養食を食べて暑気払いをします。そこで、韓国料理屋へ出かけましたが、結局ポッサム(茹で豚肉)とタッカルビ(鷄の辛炒)、デザートにかき氷を注文しました。当初の目的と変わってしまいましたが、食べたい物を食することも暑気払いになるだろうと早速、次のメニューを考えています。
■磯野真理奈
夏を快適に過ごす為に私は外出の際必ず日傘を差しています。日傘が一般的に使用され始めたのは古代ギリシャ時代、アテナイの貴婦人たちが日傘を従者に持たせて歩いている絵が残されています。実は古い歴史を持つ日傘ですが、近年国内では日焼け防止に利用する女性の印象が強いと思います。しかし、直射日光を避けることで疲労感も随分緩和されます。熱中症対策の一環として男女関係なく今年から日傘を使って暑い夏を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
■片桐駿
鮮やかな朱塗りの鳥居が並ぶ伏見稲荷大社。昼間は観光客で賑わいますが、暑い夏には夜の参拝もお勧めです。わずかな灯りに照らされた鳥居が並ぶ、仄暗い参道。揺れる木々の音だけが鳴り、冷たい色をした白狐像が静かに佇んでいます。神秘的で少し不気味な空間に、夜の山のひんやりした空気も相まって、心なしか寒気を感じます。夜の参拝をする際は、どうぞお足元等、、、に気をつけて、、、。
■福永智之
心酔している上杉謙信の遠い縁で最初に興味を覚え、その後白虎隊のテレビドラマで本格的に熱中し始めた会津藩。会津若松を訪れたある時、会津戦争時に設置された滝沢本陣から最大の激戦地であった戸ノ口原までの山道(約5km)を歩いてみる事にしました。会津藩士たちがこのルートで出陣し、戸ノ口原での敗戦後に退却した道。当然ながら志半ばで倒れた藩士も多く、ところどころに慰霊碑もあるそうです。どこかの噂ではそんな藩士の無念が漂っているなんて話も聞きましたが、暑い夏の日中ハイキングなのであまり気にせず出発。途中から本格的な山道に入ると、人の気配はきっぱり消え、日中でも森の闇が支配する中へ。その道中に慰霊碑もあり、そっと手を合わせました。藩士の無念の気配はなかったのですが、その代わりに近くの茂みからガサガサという音が・・・。背筋がぞっと凍り付くような寒気を覚えました。とりあえず背筋を伸ばして音の方向を見据えながら、その場からゆっくり距離を取り、少しずつ声を出して歌いながら歩き始めました。間もなくして「熊出没注意」という看板が現れ、やっぱり・・・。