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三重県立看護大学での講演

2016.06.09 12:54

2016年5月25日(水曜日)に三重県立看護大学で学生達に話をしてきました。

正直ホッとしています。

色んなことを伝えたい。

そんな気持ちを持ちながら望んだ講演でしたが何とか義務は果たせたかなと思っています。

最後は学生達に囲まれて・・・。

私も診てください。

って何人もの学生に言われてしまいました。

できることなら講演の最中にでてきて欲しかったな~。(゙^-^)

シャイな学生達でした。

でもみんな驚いたり笑ったりホントに意義のある講演ができました。

こんなご縁を作って頂いた西口先生にはホントに感謝で一杯です。

この場をお借りしてお礼を言わせ頂きます。

本当に有り難う御座いました。

現在の看護師の就職率は100%と言われています。

それ程必要とされている職業とも言えます。

でもそれは現在の社会保障制度があってのことです。

もし皆保険制度がなくなったとしたら需要が今ほどあるだろうか?

ということを自分自身で考えて学んでいってください。

ということが最初伝えたかったことです。

例えば15秒で血圧を測れる人と1分で血圧を測れる人

どちらを経営者は欲しいか?

それを考えてください。

ということも言いました。

それがあなた達の技術でありあなた達を助けることになるからです。

ちょっと学生達には遠い将来のような思いがあったかもわかりませんが社会に出るとそういうことが重要になってくる。

そのモチベーションを維持していくには絶対に体力が必要。

その体力は食べ物や睡眠、運動だけでは到底養うことができない。

どこで人と差をつけるか?

そういうことを常に考えながら勉強していってください。

という話から姿勢の話をしました。

身体のちょっとした位置を変えると筋力がアップする。

全く運動しなくても関節位置が良くなるだけで体力がつくよという話をしてその意味を説明しました。

皮膚と脳神経系の話も含めて皮膚は脳神経と同じようにホルモンも放出するし受容もする。

脳そのものの機能があります。

発生学上も同じ外胚葉から発生しています。

そういう話につなげていきました。

本来看護は手当がメインです。

手を当てることで皮膚から情報が脳に伝わり筋緊張を変え、関節位置も変えることで体力が増強する。

身体が疲れるというのはバランスが悪くなった状態のことを言います。

バランスが悪くないとあまり疲れない。

そんな話につなげていきました。

だから姿勢を維持すること、意識することは大切だよ。

ってね。

そして意識の話も少ししました。

患者さんのそばにいるのは医師より看護師です。

患者さんのことを思ってあげるということだけでも看護になるよという話もし、それを実証してみました。

学生達にも少しは納得して貰えたと思います。

医療を学んでいる学生だけでなく一般の人にもわかるように話をする。

そしてそれを現象として目の前で見せる。

これは様々な経験をつまないと絶対にできません。

しかもただ年数を重ねるのではなく自分で一生懸命考え感じることでしかそれを実証はできません。

人真似や受売りでは絶対にこういう話はできません。

またそれに納得して貰えることはできません。

今回はそれができてホントに良かったと思っております。

100人もいますと無関心な人もいます。

それは覚悟もしていましたしあって当然です。

しかし、後から学生達が書いてくれたアンケートを見てホントに意識の高い子達に話をすることができたなと思いました。

学生達にも感謝の気持ちで一杯です。

最後に感想を書いて貰ったのですが私が面白くなかったら面白くなかったと酷評して貰っていいから必ず数行は書いてね。

と言ったのですが、ビッシリ書いてくれた子達が殆どでした。

これにはビックリしました。

内容は未だ読んでいませんが評価はどうでも良いです。

感心を持ってくれたことが何より重要だと思っています。

無関心ではなかったというのがわかってホントに良かったと思っています。

それだけでも講演をしたかいがあったと思っております。

ホントに良かったです。

講演前に緊張はなかったのですが終わってみると力が抜けたというか安堵感で身体に疲れがでてきました。

準備はしていったので緊張はしていなかったのに心の奥ではご紹介してくださった先生の顔をつぶすようなことがあってはいけない。

そんな緊張があったんでしょうね。

どっと疲れがでてしまいました。

でも楽しかった。

内容は70%であっても楽しかったことは100%でした。

仕事をして楽しめる。

そして人を楽しませる。

これができることが大事だと常日頃から思っていますが私自身はとても楽しめました。

自分が楽しめたということは人も楽しんで貰えたということと勝手に思っています。

まずは自分が楽しいと思うことでないと人を感動させることは絶対にできませんからね。

評価は後からついてきます。

評価は人がするものです。私じゃありません。

だったら酷評されても良かったと評価されてもそれはその人が受け取る感想ですからね。

自分自身が納得しないと高評価されてもあまり嬉しくない。

自分を納得させること程難しいものはありません。

これを機会にまた基礎的な考えをまとめて次回来るかも知れない医学生達に講義するチャンスを狙っています。

そのためにも基礎知識をもっと増やさないと!!

というのが今回の反省点でした。

本当に有り難う御座いました。