【活動レポート】マインドマップメンタルコーチによる「MIRAISマインドマップセミナー」
6月29日にMIRAISメンバーを対象に「マインドマップセミナー」をオンラインで開催しました。
今回は主催したイベントチームが当日の様子をレポートします!
セミナーは、イベントチームが事前に実施したアンケートで開催の要望が多かった内容を実現したもの。
当日は50名を超えるメンバーが参加しました。
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講師プロフィール
矢嶋美由希先生
ブザン公認マインドマップ®インストラクター
著書:
『描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いのマインドマップ』
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マインドマップは頭の中で考えていることを紙に放射状に書き出したもの…となんとなく知っていたり、見よう見まねで書いたりしたことがあるという人も多かったMIRAISメンバーたち。イベント前にも多くの質問が集まり、関心の高さが伝わってきました。
セミナーの冒頭、マインドマップとは?について先生から説明していただきました。先生いわく、マインドマップは、「脳のワーキングメモリを最大化し、記憶・整理に効果を発揮する、脳の第一言語を活用したノート法」と言われているそうです。脳の第一言語とは、Imagination[イメージすること]とAssociation[連結、連想、つなげること]で、これらは母国語に関わらない、人類の共通言語なのだそうです。マインドマップを描くには、このImaginationとAssociationを大事にすることが一番重要です。
開発者のトニー・ブザンは、ダヴィンチやダーウィンといった歴史上の天才たちのノート法を研究してマインドマップを生み出しました。そして、ビル・ゲイツやアル・ゴアなど現代の成功者たちも活用していたり、世界や日本の有名企業でもブザン氏の研修を受けたうえでマインドマップが導入されていたり、自治体や教育の現場から家庭まで様々な場面で活用されています。
講師の矢嶋先生が、ブザン氏からはじめて習った後に描いたマインドマップも見せていただきました。「ここに描いた内容はほぼ叶ってます」という先生の言葉に一同驚き!マインドマップへの期待が高まります。
実際にマインドマップを使うことで、記憶力・発想力・表現力などに効果があるという研究結果も出ているそうです。
そして次に、マインドマップの描き方を教わりました。マインドマップには7つのルールがあるとのことですが(こちらは先生の著書をご覧ください)、「まずは簡単に楽しく描きましょう」とのお言葉とともにいくつか具体的な例を見せていただきました。
一見真逆に見えるワードが出てきたとしても、まず描いてみる。
たとえば「HAPPY」という言葉から「お墓」とでてきたときに、「違う」と決めてしまうのではなく、なぜ出てきたのかな?と考えてみる。お墓参りの楽しい思い出が背景にあった、…という例を先生があげられました。
ワードに違和感があっても、そこでやめないこと。また、続かなくなったら言葉の抽象度を上げてみる(例:「トロ」→枝が続かない→「マグロ」でやってみる)などのコツを教わり、いよいよ実際にマインドマップを描いてみます。
まずは練習。「HAPPY」という中心の言葉からメインの枝を伸ばし、それぞれの枝に思いつくワードを書いていきます。さらに枝を伸ばして、思いつくワードを書きます。
10分間で「HAPPY」のマインドマップを描いてみて、先生に見ていただきました。ここでもメンバーから質問が次々に出てきました。
「描き慣れてくるとバランスよく描けるようになります」と先生からアドバイスいただき、次は本番。
「自己紹介(夢や希望、理想も含めて)」のマインドマップを描いていきます。マインドマップは脳の右脳的な部分を活性化させて描くといいのでリラックスしてカラフルに描きましょう、というアドバイスをいただいた後30分のワークタイムがスタートしました。
ワークタイムの後はそれぞれが描いたマインドマップを持ち寄り、グループに分かれてシェアタイム。
同じ話を聞いて描いたはずが全く違うマインドマップになっており、シェアすることで新しい発見がありました。
その後もどんどん質問が出てセミナーの後もマインドマップを描いていきたい!というMIRAISメンバーの気持ちが伝わってきます。マインドマップを通じて自分の考えが明確になったり、俯瞰して考えることができたりするので、ぜひ描き続けていってほしいと先生からまとめをいただきました。
セミナー終了後に寄せられた感想の一部を紹介します
「目的をしっかり持つことで、マインドマップを最大限に描けるし、活用できることが分かった」
「よく分からないまま描くより断然筆が進んだし、整理されていく感覚がとても気持ち良かった」
「1番印象に残ったのは、先生がマインドマップに描いたことは全部実現したということ!アウトプットし続けることが大事なんだなぁ」
セミナー後、MIRAISの活動の中でも「マインドマップ描いてみたんだけど…」というセリフがよく聞かれ、この日のセミナー内容がメンバーの中にしっかり残っていることを感じます。
日々の買い物メモから夢の実現まで、様々な場面でマインドマップがメンバーの役に立ってくれることでしょう。
今後もイベントチームでは、メンバーの学びにつながるイベントを企画していきます。
※イベントチーム:MIRAISコミュニティ主催の対外向けイベント及びゲストをお招きしての対外イベントは主にイベントチームのメンバーにより企画・実行されています。