人は皆、売れてる人から買いたがる

人は皆、売れてるお店や売れてる人から買いたがるという法則があります。売れてるお店の商品は、それだけで「素晴らしい」と思い込む。それが人というものです。だから、売れてるお店は、もっと売れるようになります。

デパートの物産展に行くと、売れてるお店と売れないお店が、見事に分かれます。売れてるお店は、マスコミによく出ているとか、元々、有名な商品を取り扱っているとか。そういうお店です。そこに「安心」して、多くの人が行列します。

たくさんのお店があるのに、他のお店は見て回るだけ。そういう人が大半です。それだけ、人は物を買う時には慎重になるし、保守的だということです。これは、お店でも人でも同じです。売れてる人が売っているから。売れてる人が勧めているから。売れてる人だから。そう思うと安心できるので、売れてる人から買いたがるのです。

うちのお客様の中には、既に売れてる人も多いです。そういう人がもっと売れるのは、実は簡単です。売れているということを、誇張し過ぎずに、正直に淡々と言えば良いのです。そうすれば、それを見た人は安心して、その人から買えます。

通販番組や、楽天のランキング上位のお店を思い出してください。一日で500個が完売とか、累計1,000万枚突破とか、よく書いています。あれはつまり「売れてるんです、だから安心して買ってくださいね」と、言っているということです。

この仕組みが分かれば、あとはもう楽です。売れてるという「事実」を、淡々と言えば良いだけです。本当にそれだけで、何の苦労もいりません。もちろん、宣伝費用もかかりません。そのくらい、強力な武器なのです。「売れているという事実」は。

ポイントは、淡々と言うということです。誇張しようとするから、嘘っぽく見えたり、胡散臭く見えるのです。謙遜するから、事実が伝わらないのです。何も隠す必要もないし、飾る必要もありません。事実を淡々と言いましょう。そうすると、売れてる人は、もっと売れるようになりますよ。

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