摘果メロンと鶏肉のかき揚げ
花ランチは何種類かのおかずと、ご飯、自家製味噌のお味噌汁なんだけれど、
その時に採れるお野菜や、旬のものを取り入れながら、
甘いの辛いの酸っぱいのと、味と食材のバランスを考えて、娘と2人でメニューを考える。
今回のランチは、近くのメロン農家の荒さんから「摘果メロンが採れだしたよ~」とメールをいただいたので、じゃぁ、摘果メロンでしょ!と。
まぁ、ほとんどの方が、摘果メロンって何?
だろうなと(^_^;)
私も富良野に来るまでは知らなかった。
プリンスメロンを育てる段階で、たくさん実をつけすぎるとメロンが大きく育ってくれないので、育てる実を除いては採ってしまうのだけれど、それを摘果と言って、摘果メロンはその状態で採ったメロンの赤ちゃんたちのこと。
今の時期、富良野では農家のお店や、スーパーの地場産野菜のコーナーで売られていて、地元の人たちは、ほとんど、お漬物として食べるとのこと。
これが大きくなると富良野メロンになるのよ~
メロンと言っても瓜でしょ、ということで、毎年色々考えて、ナムルにしたり、豆腐ハンバーグをつめて煮てみたり。。。。
今年は、天ぷらは?ということで、試作しつつ、鶏むね肉とかき揚げにしてみた。
メロンのほのかな甘みと、こりこりした食感と、しっとりした鶏むね肉とがよく合ったので、お塩をつけて食べても美味しいけれど、ちょっと上品に、出汁あんかけに。
【作り方】
鶏むね肉は皮と油を取り除き、
摘果メロンは皮をむいて種を取り除き、両方とも1㎝角ぐらいに切る。
ボールに入れて混ぜ、塩を一つまみ入れて、天ぷら粉をまぶす。
水を適量入れて混ぜ、熱したサラダオイルにスプーンで入れてかき揚げにします。
かつおだしに塩、薄口しょうゆで味をつけ、片栗粉でとろみをつけます。
かき揚げを器に入れて、出汁をかけて、針生姜を添えて完成。
透けて見えるメロンのグリーンが初夏の雰囲気(*^-^*)