2回目以降の提案が大事
先日、リフォームコンパス東京表参道店にT様がご来店くださいました。
T様はご紹介時にも一度ご来店をいただいており、この日は2度目のご来店でした。
途中で緊急事態宣言等、コロナによる打合せの延期をされていらっしゃいましたが、
宣言解除後にそれぞれお打合せを再開され、いよいよ各社から提案が出そろった状況とのことでした。
T様にお話をお伺いすると、
元々アイランドスタイルのキッチンをご希望されていたものの、
床が直貼り(コンクリートに直接フローリングを施工するタイプ)になっていることから、
配管ルートが上手に確保できず、各社ともに非常に提案に苦慮されていたとのことでした。
ご家族のスペースを確保するところにおいても課題があり、
それぞれのプランにも良いところ、悪いところがあり悩ましかったとのお話でしたが、
ある会社は、当初はあまり見栄えのしないプランだったものの、
打合せを重ねるうちにどんどん良い案が提案され、
やがて最も気に入ったプランに、そして金額も十分に納得のいくラインまで調整してくれたとのことでした。
リフォーム会社に提案を依頼すると、
まず最初にプランが出て来るのですが、実は最初のプランというのはあくまでも
「たたき台」で、完璧なものが出てくることは、実はそれほど多くはありません。
数あるご要望やお好みの使い勝手などを、1回の聞き取りだけで完璧に提案にまでもっていくというのは、実は現実的なものではないのです。
そして、リフォーム会社の本当の実力が発揮されるのは、2回目以降の打合せであることが多くなります。
たたき台ではありますが、実際にプランニングされたものを見て、お客様がどう思われるか、
より喜ばれるプランにするためには、何を提案していけばよいのか、
そういったところを打合せの中からくみ取っていける人は、
次からの提案内容やプランが、お客様にとってグッと魅力的なものに変えていける力を持っているのです。
T様は各社について、いろいろお話をしてくださいましたが、
お気持ちの中では、すでに決まっていらっしゃいました。
もちろん、一番気に入ったプランを提案してくれた会社です。
ご来店の時点では、まだもう1社のお打合せを残していらっしゃいましたので、結論は後日ということになりましたが、
その後、決められたとのご連絡をいただくことができました。
ぜひ、ご家族皆様が暮らしやすい、素敵なお家にしていただけたらと思います。
T様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura