モヤッとさせる文章を書いていませんか?【文章の手順3】
こんにちは!
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ハートアクセスライティングのAikoです。
さてさて。
お待たせしました!
連載の続きです。
じゃね。
ちょっと、次の文章読んでみてください。
受付期間は、6月末までお申し込みいただけます。
時々見かけるけど
なんか……モヤッとしませんか?
意味は何となくわかるけど
なんか変。
変だけど、意味はまあわかるから
まあいいけど、やっぱり変。
なんでなのか?
説明していきますね。
まず。
すぐわかると思いますが、
上の文章には、実は、
【主語】受付期間は
【述語】6月末までです。
と、
【主語 省略】
あなたは
【述語】
お申し込みいただけます。
という二つの主語-述語カップルが
紛れ込んでいます。
なのに、構文上、両方の述語が
「受付期間は」
という主語に係る形になってしまっています。
つまり、
【主語】
受付期間は
【述語】
お申し込みいただけます。
という、ヘンテコな幽霊みたいな文章が
できあがってしまっているんですね……涙
だから、モヤッとするんですわ。
ちなみに、このような現象を
「文のねじれ」
と呼びます。
主語と述語が、噛み合っていないことです。
では。
次に。
例文を、モヤッとしない文章に
直してみましょう。
それぞれの主語と述語を意識して
受付期間は、6月末までです。
この期間中は、お申し込みいただけます。
と、二文に分けたり。
または、
前半の語順を変えて
6月末までが受付期間で、
お申し込みいただけます。
或いは、もういっそのこと
クルッとまとめて
お申し込みいただける受付期間は、6月末までです。
とか。
いろいろ考えられますね!
「これだけが正解」というものはないので
文章の目的に合う方法で修正されると
よいのではと思います。
日本語って、主語を省略することが多い上に
語順がそれほど厳密でないとこがあるので
ウッカリすると、ついつい
ねじれた文章を書いてしまうことがあります。
書いてる最中に気づければいいけれど
書いてる時は書いてる時で、
頭の中が忙しいですからね……
なので。
見直しの段階で、
チェックするのが効率的です。
ご参考になれば!
★こちらも6月末まで!