ブログを続けるのが難しい人に教えたい簡単なコツ
ブログを続けるのが難しいと言う人は多いですが。簡単なコツさえつかめば、出来るようになります。プロの文章は、要約すると、二つのことしか書いていません。
① 著者の主張
② 実例
どんな本でも、本当にこれだけです。比率としては、①が1割、②が9割。小説は別にして、実用書やビジネス書、エッセイは全てこのパターンです。
私は以前、ライターをやっていたことがあり、今でもトヨタのサイトに文章が載っていますが。その時からずっと、この書き方で書いています。
で、① 著者の主張は、そこまで長くありません。というより、そんなに長く書けません。主張だけで書こうとすると、すぐに「息切れ」します。言いたいことが、長いということは。言いたいことが、まとまってないということです。そういう人の本は、全体的にとっ散らかっているので、中身が頭に入ってきません。逆に、言いたいことが短い人はまとまってます。文字数も少ないです。
で、② 実例ですが。こちらはいくらでも書けます。自分が見た、聞いた、体験したことをそのまま書けば良い訳で。普通に生活しているだけでも注意深く観察していると、書くネタはいくらでもあります。エッセイのほとんどは、これで書いてます。エッセイストだから、作家だからといって、特別な日常ではありません。あなたと変わらない平凡な毎日です。その中から、どう物事を見て、いかに表現するか。そこを考え尽くしているから、書くという仕事ができるのです。
多作家と呼ばれる人は全員、② 実例の活用がうまいです。① 著者の主張は一つしかありませんが、実例を100通りの表現で書けます。本をたくさん読んだり、映画をたくさん観ていると、実例がいっぱい出てきます。近所を散歩するだけで、実例に出会えます。旅に出ると、それこそ「ネタだらけ」です。そういうことに時間を使うと、書くことがいっぱい出てきます。
私のブログも、同じ構成で12年書き続けています。主張していることは大きく分けて三つくらいです。
① 群れるのはやめよう
② 商売するならよく考えてやろう
③ 分からないならいつでも聞きにおいで
これを、言い方を変えて、12年書いているだけです。このコツが分かれば、あなたもいくらでも書けます。文章なんて、下手でも構いません。伝われば、それで大丈夫ですよ。