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mayumi-note

OKURAHOMA

2015.08.07 18:55

オランダを代表する現代建築の1つ

OKURAHOMA

高齢者用の100戸からなる集合住宅で、設計はMVRDV、竣工は1997年。
写真をご覧いただければすぐにご理解頂けると思いますが、この作品の何が凄いかというと、日本の一般的な集合住宅では絶対に考えられない、長さとボリュームを持つキャンティレバーです。
張り出し長さは、片持ちで11.3m、しかも2層分のボリュームがあり、それぞれが普通に住戸スペースになっているのですから驚きです。

ものすごく大きいボックスが飛び出ている、、

人が住んでもこの箱が落っこちないのか心配になる、、

ベランダにはお花を飾っていたり、

椅子を出してきてお茶をしているご夫婦がいたり

カラフルなベランダから多様な生活が伺えた(スケルトンだから丸見え!)

これはメインストリートから離れたところ

こちらは正面玄関。ポストが綺麗に並んでいます。

窓の形も様々。本当にディティールも面白い!

作るの大変やっただろうに、、と作り手の事を思ってしまう、、


横から見ると、どれくらい飛び出ているかよくわかる。

中の部屋もどおなっていて、どのような暮らしをしているのかが気になるところ


<気づき?感想>

住む家の振る舞いも人間を作るのに影響を与えると思う。

他の集合住宅とは明らかに違った空気を持つOKURAHOMAは

「老後」の考え方を違った方向から見せてくれているように思う。

ただ、自分が住みたいかって言われたら、ちょっと住みたくない。。