言霊はプラズマである
https://parole.laboratorio.ltd/n/naabb977361df 【言霊はプラズマである~その1】より
イナズマは稲妻と書きますが、プラズマでもあります。言葉が似ていて面白いです。
稲妻とはよく言ったもので、雷が落ちると稲がよく育つんですね。しかも、美味しいお米ができる。だから、稲の奥さんなんでしょうか。この漢字を考えた人は、それを知っていたとしか考えられません。
そのイナズマ、じゃなくてプラズマですが、私たちに馴染みのあるのは、昔あったプラズマテレビぐらいで、名前は知っていても、実態はよくわからないという方がほとんどではないでしょうか。
ではプラズマとは何かというと、簡単にはこういうことです。よく水の三態と言いますね。「固体・液体・気体」の三つです。ところが実はその上にもう一つあります。それがプラズマ。つまり、本来は、「固体・液体・気体・プラズマ」ということです。
氷に熱をかけると溶けて水になります。水に熱をかけると蒸発して気体になります。次に、気体に熱をかけるとどうなるか?するとこれまでの気体とは全く別の、高温気体になります。その高温気体をプラズマと呼びます。通常の気体には原子や分子が含まれますが、プラズマの場合、熱により原子すら分解されます。そうしますと、原子や分子から電子が剥ぎ取られ、その結果、電荷を持つ電子とイオンが高温の気体中に生成されるわけです。つまり、あらゆる物質の元の姿、と言えるかと思います。ちなみに、火炎もオーロラも同じプラズマであり、温度も1,000から3,000度(K)の間で、ほぼ同じです。
太陽も恒星もプラズマ。
太陽の表面は6,000度ですが、内部は何と1,600万度。で、どちらもプラズマ。先ほど「あらゆる物質の元の姿」と言いましたが、実のところ、宇宙の99%以上はプラズマでできているのです。その「元の姿」について、言霊学の小笠原孝次先生(七沢先生の先生)は、著書『言霊精義』で次のようにいわれています。
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「事(言)戸を渡す」ことを聖書には「エデンの園の東にケルビム(言霊アオウエ)と自ら旋転る焔の剣(言霊THSKMRYN)を置きて生命の樹の途を保守りたまふ」(創世紀)と記されてある。
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ここに「自ら旋転る焔の剣」とありますね。「焔」とは「炎」のことです。はい。そうなんです。これを読む方に初めてお話ししますが、言霊とは「炎=プラズマの剣」なのです。
もちろんそれは、以前お話ししたIUT理論にあるように、さらに上の次元のものが、対称性通信をして、プラズマという形でこの世に現れたことを意味します。
またそのプラズマが今度は同じ対称性通信により階層を落とし、現象界を形作るわけです。
実は天皇の「即位礼正殿の儀」もそこに関係してくるのですが、続きはまた次回お話ししたいと思います。
なぜ言霊がプラズマなのか、その真相が明らかになることでしょう。
https://parole.laboratorio.ltd/n/n9bf608b4c176【言霊はプラズマである~その2】より
最近よく七沢先生の朝のお話に、プラズマが出てきます。
どんなお話かというと、プラズマが宇宙に遍満しているということ。
そしてそのプラズマが地球を育む一方で、災害を起こす元になっているということ。
だから我々はプラズマをもっとよく知り、それを公の目的のために活用しなくてはならない、というお話です。
逆に、プラズマを操作できる者が、
宇宙を支配できるということでもあります。
前回、「即位礼正殿の儀」のお話が出ましたが、これはあれですね。
・・つまり、極端にいうと、
天皇陛下が「私はこれからプラズマの王になる」
ということを宣言するための儀式でもある、ということです。
そのプラズマこそ、言霊なのです。
以前、言霊は父韻、母音、子音でできている、と言いました。
たとえば、「タ」は、父韻「T」+母音「A」=子音「TA」であると。
この時何が起きているのかといいますと、父韻と母音がぶつかることで、子音というプラズマが発生するのです。
火打石をお持ちの方はおわかりかもしれません。
火打石と金をぶつけるとパッと火が出ますね。あれもプラズマですが、あんな感じです。
ですから、言霊というプラズマで宇宙の99%以上とも言われるプラズマを
コントロールすることができるのです。
ちなみに火打石から出るプラズマは、ある意味最強の祓いになりますので、お持ちでない方はこれを機会に、使ってみるといいでしょう。
それで話を適当なところに戻しますと、どうもそのプラズマを隠すのが支配者の役割のようですね。
だから太陽についても、「核融合理論」を押し通そうとするのでしょう。
けれども、私たちにはもうわかっているのです。
プラズマは電離気体だと前回言いましたが、ではその電離気体の元は何か?
それも知っています。
悪用されるといけないので(笑)今日ここでは言いませんが、
ヒントは『古事記』にある、とだけ言いましょう。
たとえば南部陽一郎氏が「対称性の自発的破れ」で、ノーベル物理学賞を受賞したように。
つまり、イザナギとイザナミの国生み神話が、あの理論の元になっているのです。
イザナミが黄泉の国に行きました。
それをイザナミが追いかけました。
そこで何が起きたのか?
もしイザナギとイザナミが高天原で二人仲良くやっていたら、この宇宙に天と地は生まれませんでした。
また、イザナギが黄泉の国に行ったままだったら、この世はただの地獄になっていたでしょう。
それが地上に戻り、禊をしたことで、三貴子(アマテラス、ツクヨミ、スサノオ)が生まれ、この世の元ができたという。
ちょうど、素粒子論における素粒子がイザナギ、反粒子がイザナミに置き換えられるわけです。
しかし、これらは目に見えない幽の世界であるため、火打石の火のようなプラズマは、わかりやすい方の世界に属します。
というわけで、何となく感覚はおわかりいただけたでしょうか?
ほとんど結論だけ書いているので、この「言霊はプラズマである」もあっという間な感じです。
ところが、さらにまだ触れていない、第三弾があるんですね。
こちらは次回にしましょう。
そこでは何と、プラズマ理論から鎮魂の秘密がいよいよ明らかになります。
https://parole.laboratorio.ltd/n/ne43106280b1c【言霊はプラズマである~その3】より
前号ではこう書いてますね。「そこでは何と、プラズマ理論から鎮魂の秘密が明らかになります」と。
つい調子に乗って書いたフシもありますが、それはそれで解明してみたいと思います。
・・というか、解明されたものを説明したいと思います。
その前に鎮魂とは何か、復習しましょう。鎮魂とは一言でいうと何でしょうか?
それは「一」つになるということです。自分の内側も外側もひっくるめて、「一」つになるということ。別の言い方をしますと、見るものと見られるものが「一」つになるということ。「ヨハネの黙示録」に主の言葉として「私はアルファでありオメガである」と出てきますね。あれも「一」の状態を示しています。
では、この時に何と一つになっているのでしょうか?「一」 になるのは結構なのですが、「何」と一つになっているのかが、意外と重要なところです。
それを家の前の木にしてもいいですし、山でも、地球でも結構です。先ほどの特殊部隊の例でいうと、チームと「一」になると言ってもいいでしょう。
ではそうした対象の最強バージョンは何か、を考えてみますと、それはもう、これしかありません。ズバリ、天之御中主神です。
天之御中主神とはブラックホールであり、宇宙全体にプラズマを供給する源です。
ですから、普段私たちが鎮魂で利用する黒曜石はブラックホールであり、天之御中主神でなくてはならないわけです。なぜなら創造主になるわけですから。
とすると、自らがプラズマの発生源ですから、そのプラズマを好きなところに供給できるというわけですね。
「天皇は天照大御神をお慰めする立場である」と、ある講座で述べたことがありますが、それは太陽にプラズマを供給する立場であるということと同義です。ということは、修行を積めば自分たちにも同じことができるのでは?と期待したくなりますね。
ところが、一般人である私たちの問題点は、まず、最初の「一」につまずくということにあろうかと思います。
それができなければ、次のプロセスに進むことができません。
装置を使えばその手順も省けますが、アナログだと最低でも見性レベルの悟りは必要です。
では、どうしたらいいのか?
次回はそんな根本的な疑問について、考察したいと思います。
実は「一」つになろうという思いが、それを妨げていると知ったら・・?