遅刻をしてはいけない理由
あなたは約束の時間に間に合わせて到着する人だろうか、それともいつも遅れがちな人だろうか。
今日は、遅刻はしてはいけない理由3つを話したい。
一つ目。相手の時間を盗むことになるから。
二つ目。あなた自身の評価が下がるから。
三つ目。あなたの周りに遅刻をする人が増えるから。
もう少し詳しく検証してみよう。
一つ目。例えば友達と駅で12時に待ち合わせをしたとする。相手は今11時55分に到着してあなたを待っている。そのころあなたは自転車で猛ダッシュ!あと15分で駅に着くあたりをウロウロしている。奇跡的に2分早い、12時8分に着いた…ふ~やれやれ、ゴメンゴメン、気づいたらもう12時前だったから焦って出てきてさぁ…。やれやれじゃないって。友達は12時から8分間、何もすることなくあなたの訪れを待っていたのだ。あなたの身に何かあったのかと気をもんだかもしれないし、遅刻した8分があれば前の快速電車に乗れて目的地に20分早く着いていたかもしれない。つまり時間通り会えていれば一緒に過ごしていたはずの、相手の時間を盗んだことになるのだよ。
二つ目。もちろん人生において一度も遅刻しない人はいない。準備万端にしていたって、急な交通事情で遅れてしまったり、出かける直前に不可抗力の急用を済まさざるを得なくなるかもしれない。そんなどうしてもの場合は含まない。が、いつでも遅刻する人って、不思議なことに遅刻するのが当たり前になっていく。集合が12時でも12時半でも12時45分でも、必ず同じだけ遅れてくる。そうするとね、初めは怒ったり諭したりしていた待ち合わせ相手も、やがて何も言わなくなる。だって、言っても無駄なんだもの。すなわちあなたには「いつでも遅刻してくる人」という不名誉な称号が密かに与えられることになる。文句を言われなくなってラッキー、なんて思うなかれ。社会においていつでも遅刻してくる称号を持つ人は大事な約束事はしてもらえないし、重要なポストは任せられない、ってことになってるのだ。それは信頼を失うってこと。
三つ目。いつも遅刻をする人にはいつも遅刻をする友達がだんだん増えてくる。なぜなら心地よいから。お互いが時間にルーズでも責めたりもしないし、そういう観点からはメリットかもしれない。ただね、生きる上で、自分と似ていて楽な人とだけつるむのも悪くないけれど、時にあなたを思って厳しいことを言ってくれる人や、真心で指摘してくれる人、こういう人がいるからこそ、あなたの生活はより深く豊かなものになるということも覚えていてほしい。そして、こういう真摯な人の多くは、約束の時間を守る。あなたが彼か彼女を友として大切にしたいと思うなら、やっぱり時間に誠実になろう。
だから出来る限り遅刻はしないことをお勧めする。
Be ambitious, boys and girls!