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藤田晋 invitational RTDリーグ

復活の兆し!?BLACK DIVISION 第5節 1回戦A卓レポート

2016.06.14 11:00

6/11(土)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第5節 1回戦A卓の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)

多井 隆晴(RMU)

勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)

村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

開始前の成績はこちら↓

前節、トータル最下位まで落ちてしまった多井。

ここから先は、1回1回トップ必達となってくる。


その多井が、東1局にマンガンツモで先制した。

すると、続く自身のオヤ番では3200オールをアガって、一気に2着以下を引き離す。

さらに、1本場ではリーチのみの手を一発で引いて2600オール。

これで持ち点を5万点に乗せる。

しかし、このままトップ快走といかないのが今シリーズの多井。

勝又にマンガンをツモられてオヤを落とされると、東3局では白鳥にもマンガンをツモられる。


すると、次局も白鳥がマンガンを村上から。

さらに白鳥は、南場のオヤでも村上から7700をアガり、多井に対して1万点以内まで追いついてくる。


これに対して多井は、自身のオヤ番にて、リーチで引き離しにかかった。

しかし、すぐに村上の追いかけリーチに捕まり、2000点を放銃。

多井「うん、しょうがない、しょうがない。2000点なら良しとしよう」


気持ちを切り替えた多井だったが、次局、勝又のオヤリーチにも放銃してしまう。

多井「えええっ!?1枚切れの南単騎に受けないのかあ(´・ω・`)」

多井に前節の悪夢が蘇る。(※4節4回戦のレポート参照)

多井「ぼくは、どうなっちゃうんだろう。。。」


そんな不安を吹き飛ばすかのように、次局、多井が勝負のリーチ。

その一発目・・・

祈るようにツモる多井。

多井「いろよ・・・いろよ・・・いてくれよ!」

多井「いたあああああああ!!!!!!」

このハネ満でトップを奪取した多井。

崖っぷちには変わりないが、まずは復活の足掛かりにすべく、1勝をもぎ取った。

多井「残り11回で300浮くつもりでがんばります!」

11回で300という目標はかなり難しいものだが、この1勝が、本当に「きっかけの1勝」になろうとは、このときはまだ誰も予想していなかった。

鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)