復活の兆し!?BLACK DIVISION 第5節 1回戦A卓レポート
6/11(土)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグBLACK DIVISION 第5節 1回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)
多井 隆晴(RMU)
勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)
村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
前節、トータル最下位まで落ちてしまった多井。
ここから先は、1回1回トップ必達となってくる。
その多井が、東1局にマンガンツモで先制した。
すると、続く自身のオヤ番では3200オールをアガって、一気に2着以下を引き離す。
さらに、1本場ではリーチのみの手を一発で引いて2600オール。
これで持ち点を5万点に乗せる。
しかし、このままトップ快走といかないのが今シリーズの多井。
勝又にマンガンをツモられてオヤを落とされると、東3局では白鳥にもマンガンをツモられる。
すると、次局も白鳥がマンガンを村上から。
さらに白鳥は、南場のオヤでも村上から7700をアガり、多井に対して1万点以内まで追いついてくる。
これに対して多井は、自身のオヤ番にて、リーチで引き離しにかかった。
しかし、すぐに村上の追いかけリーチに捕まり、2000点を放銃。
多井「うん、しょうがない、しょうがない。2000点なら良しとしよう」
気持ちを切り替えた多井だったが、次局、勝又のオヤリーチにも放銃してしまう。
多井「えええっ!?1枚切れの南単騎に受けないのかあ(´・ω・`)」
多井に前節の悪夢が蘇る。(※4節4回戦のレポート参照)
多井「ぼくは、どうなっちゃうんだろう。。。」
そんな不安を吹き飛ばすかのように、次局、多井が勝負のリーチ。
その一発目・・・
祈るようにツモる多井。
多井「いろよ・・・いろよ・・・いてくれよ!」
多井「いたあああああああ!!!!!!」
このハネ満でトップを奪取した多井。
崖っぷちには変わりないが、まずは復活の足掛かりにすべく、1勝をもぎ取った。
多井「残り11回で300浮くつもりでがんばります!」
11回で300という目標はかなり難しいものだが、この1勝が、本当に「きっかけの1勝」になろうとは、このときはまだ誰も予想していなかった。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)