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増田勇一のmassive music life

コリィ・テイラーの新曲で「なんだかなあ」な気分を吹き飛ばそう。

2020.07.29 17:28

新型コロナ禍収束の気配がなかなか見られないなか、7月29日には初めて国内での1日あたりの感染者数(正確に言えば感染発覚者数ということになるのか)が1,000人を突破。気が付けば次の瞬間には1,200人超えが伝えられていた。悪いほうへとばかり記録が更新されていくのにもなんだか慣れてしまい、もちろん警戒も用心もするし、いっそうの注意を払わねばとは思っているのだけども、ひとことで言うと「なんだかなあ」な気分が蓄積されてきている。この「なんだかなあ」が悪化すると、やる気がそがれたり、いろいろなことが億劫になってきたり、言葉遣いが雑になってきたりすることがあるから、くれぐれも気を付けたいものだ。そうやって誰もが苛立ちを隠せなくなったり、投げやりになったり、冗談ひとつ言うにも余裕のなさが出てしまったり、普段ならあり得ないような間違いを犯してしまったりするようになると、本当にいろいろなものが壊れてしまう。しかもそれが、良くない連鎖を引き起こす。簡単なことではないけども、気持ちに余裕をもって日々を過ごしながら、この事態を抜け出したいものだ。

そんな7月29日、その「なんだかなあ」という気分を蹴散らしてくれるかのような痛快な新曲が届いた。コリィ・テイラーの“CMFT Must Be Stopped”と“Black Eyes Blue”だ。いずれも10月2日にリリース予定の、彼にとって初のソロ・アルバム『CMFT』からの先行リリース楽曲で、この2曲を聴いただけでも、音楽的にえらく振れ幅の大きな作品になっているのを察することができる。念のため言っておくと、このプロレス団体の名前みたいなアルバム・タイトルはCorey Mother F..kin' Taylorの略である。

いやー、ここから先の展開が楽しみだ。このアルバムとそれに伴う彼の活動が、2020年後半を乗り切るための燃料になってくれるかもしれない。8月28日に発売されるMETALLICAの『S&M2』とともに。

▲ロブ・ハルフォードからBABYMEALまで登場するビデオが早くも話題の“CMFT Must Be Stopped”がこちら。このチャンピオンベルト、ちょっと欲しい。

▲こちらはちょっとアーシーな味わいの“Black Eyes Blue”。この2曲だけでも『CMFT』が音楽的に多様性のある作品になっていることがうかがえる。