人がお金を使う時、欲求と比較の二段階ある

人がお金を使う時、欲求と比較の二段階があります。まずは「欲しい・買いたい」という欲求。次に「どれにしようかな？」という比較。この二段階を乗り越えて初めて、買ってもらえるのです。

ランチで説明します。まずはお腹がすいたなという欲求があります。その次に何を食べようかな？という比較が始まります。最初から「今日は中華」と決まっていたら、話は早いのですが。ほとんどの人は、そんな風には決めません。パスタも良いし、蕎麦も気になるし、魚の定食もアリかな。心の中では色んな葛藤があります。

仮に中華に決めていても、中華屋さんが近くに二軒以上あれば、そこでまた比較が始まります。店構えやお店の雰囲気、メニュー、料金、食べログの評価や友達からの口コミ。判断材料はあり過ぎるくらいあります。

このように、たった一軒のお店を決めるだけでも、ものすごくあれこれ考えて、ようやく800円とか1,000円を支払ってもらえる。そんな熾烈な競争が、至るところで巻き起こっているのです。

あなたが売れないのは、この二つを乗り越えられないからです。アメブロでよく見かける起業女子は、そもそも需要のないものを売っています。お客様の欲求より、自分の欲求で考えるので、不要なものを売りがちなのです。

そこが満たせても、次は比較が待っています。同じようなものを売っている人は、アメブロ内だけでも山のようにいます。大して差はありません。みんながみんな、同じような商品と料金で売っています。つまり、欲求も満たせてないし、比較しても勝てない。こんな「無理ゲー」をやっている人が、とても多いのです。

売れるようになった人は、ここからさっさと抜け出しています。お客様の欲求を満たすことに貪欲で、そもそも比較されないように、あれこれ工夫しています。個別コンサルで、知恵を授けます。それをそのまま素直にやれば、売れるようになるのです。

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