おへやあそびの中で
2020.07.30 23:00
おへやの入り口のところにバスケットゴールがあるなあ、と思っていました。
でもおへやにボールは無いし、まるで“飾り”のようでした。
おへや遊びの時に無くてはならないほど人気の(ようちえんブログではおなじみの)くるくる棒の紙。
くるくる棒と名前がついていますが、もちろん用途はくるくる巻くだけではありません。
ビリビリしてもよし、クシャクシャしてもよし。
今日はニギニギ丸めている子がいました。
できたまん丸を見つめてニヤリとすると、
あの“飾り”のバスケットゴールに向かってポイ、ポーイとシュートを決めはじめました。
子どもたちの初めから決まっていたかのような流れる動きに惚れ惚れしてしまい、うっかりカメラを取りにいくのも忘れて離れたところからしばらく見入ってしまいました。
始めは男の子たちがやっていた楽しそうなあそびに敏感な女の子たちも加わります。
続く雨でおへや遊びにも少し飽きてきた頃でした。
自分たちであそびを創造する姿を見て、長雨も捨てたもんじゃないな、と感じました。
用事を済ませ、今度は忘れずにカメラをぶら提げて戻ると…。
なんとテラスからおへやに向かってシュート練をしている子どもたち。
しかも
「おれ 7てーん」
「ぜんぜん はいらないの なんで」
「ちかすぎるんだよ」
と大盛り上がり。
コロナ対策に大きく開けた換気用の窓も、子どもたちにかかれば遊具のひとつに見えるみたい。
子どもたちの遊びの展開にも、先生の寛容さにもびっくり。
今日は子どもたちだけでなく、「わたし」もたくさん学びがあった一日でした。
次回もお楽しみに。