忙しすぎて混乱しそうになった時の処方箋
「忙しい」は心を亡くすと書く。
ということは、すべきことに追われて心身ともに慌ただしさに苛まれている時、心は死んだ状態なのだろうか。悲しいことだ。
今日は、片付けるべき課題が多くて心を亡くしそうな時に実行してもらいたいことを紹介する。
まずは、するべきことを全部、リストアップしよう。
広告の裏でもコピー用紙でも良いので、一枚の紙にずら~っと箇条書きにする。順不同。
(例)
・部屋の掃除
・日本史のレポート提出(来週火曜日)
・数学と生物の実力テストの復習(今週中)
・図書館で借りた本を返す
・ピアノの発表会の曲を暗譜(今月中)
・英語の予習、ノートに意味を調べて和訳(明日までに)
・先輩に暑中見舞いの返信メール
・おばあちゃんに電話
・塾の宿題プリント5枚(明後日提出)
・買い物(シャープペンシルの芯、ノート2冊、マスキングテープ)
次に、蛍光マーカーペンを数本準備する。色は、ピンク、黄、水色、と全部異なる物。書いたリストにマーカーで色分けして線引きをする。①ピンク…最優先事項(期限が今日や明日などとにかく急いでとりかかるべきもの)、②黄…優先事項(比較的急ぎ、来週などが期限のもの)、③水色…そこまで優先させることはない事項(期限は今月中)、④色無し…急ぐ必要がないもの(時間があればでOK)といった風に。
色分けしたリストの紙は、見やすい場所に貼るか、置いておく(飛んでいかないようにテープで固定しても良い)。そして、ひとつリストを仕上げる毎に黒いマーカーで消していくのだ。無論ピンクから取りかかるのは言うまでも無い。
(例)
・部屋の掃除
・日本史のレポート提出(来週火曜日)黄
・数学と生物の実力テストの復習(今週中)ピンク
・図書館で借りた本を返す
・ピアノの発表会の曲を暗譜(今月中)水色
・英語の予習、ノートに意味を調べて和訳(明日までに)ピンク
・先輩に暑中見舞いの返信メール 黄
・おばあちゃんに電話 水色
・塾の宿題プリント5枚(明後日提出)ピンク
・買い物(シャープペンシルの芯、ノート2冊、マスキングテープ)黄
リストにすると何を優先させるべきかが一目瞭然となる。「見える化」と呼ばれるテクニックである。
混乱するのは、すべきことがごちゃついて見えないから。書き出して優先順位を決めるだけで、驚くほど頭の中が整理され、何をすべきかが見えてくる。
あとは、重要度の高い物から順に片付けていくだけだ。
心を亡くしそうな時に、ぜひ試して欲しい。
Be ambitious, boys and girls!