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あの厄介な「蚊」は、いなくなると困るやつだった

2020.07.30 05:02

Facebook・高橋 多千美さん投稿記事

FBFの白鳥さんが「蚊」について熱く語ってくれたので、私も「蚊」は嫌いじゃなくなりました。

「蚊」に喰われたら、セロハンテープを貼ると効果あります。お試しあれ

https://matome.naver.jp/odai/2142081166434336101?fbclid=IwAR1zK--aXFuA5EoeCNdz8Saiv-6IZ4VMLLwRC_3FLnIN_0ACBR_lAyGoaNM

【あの厄介な「蚊」は、いなくなると困るやつだった】 より

 去年騒がせた「蚊」夏も鬱陶しいですが、いなくなると困っちゃう!? 

カ(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: Culicidae)に属する昆虫である。ナガハシカ属、イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種が存在する。ヒトなどから吸血し、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。

出典 カ - Wikipedia

うーむ厄介!

また、この唾液は人体にアレルギー反応を引き起こし、その結果として血管拡張などにより痒みを生ずる。

出典 カ - Wikipedia  出典 www.health.ne.jp

蚊といえばかゆみ! かきたい~~ 2014年はデング熱騒動も・・・!

出典 sirabee.com

メスが人体の血液を吸い取って痒みを生じさせる以外に、伝染病の有力な媒介者ともなる。

出典 カ - Wikipedia

もっとも厄介なのはコレ。 日本中で感染者が広がっているデング熱。その媒介者として注目されているのが蚊です。

出典【デング熱】で敵視される蚊…この世から蚊がいなくなったらどうなるのか? – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!

【デング熱】で敵視される蚊…この世から蚊がいなくなったらどうなるのか? – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!

公園が封鎖されましたね。

出典 ja.wikipedia.org

たかが「蚊」によりこれらの症状・・・やばすぎ!

デング熱(デングねつ、まれにデンゲ熱とも、英: dengue fever, breakbone fever)とは、デングウイルス(英語版)が原因の感染症であり、熱帯病の一つである。2014年現在、実用化されている予防ワクチンはまだない。

出典 デング熱 - Wikipedia

(略)

news.mynavi.jp

出るの早すぎ・・・まだ1月やん そんな嫌われ者「蚊」実はいないと困るやつだった!

水を浄化する

出典 golf-bk.com

ボウフラは、バクテリアを食べ呼吸は空気中から行うので、水を浄化しながら生物が住める環境を作っているのです。

出典 【デング熱】で敵視される蚊…この世から蚊がいなくなったらどうなるのか? – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!


出典 www.agri.city-nakatsu.jp

受粉の手助け

蚊は花の蜜を吸って生きており、植物の受粉を手助けしています。蚊がいなくなると受粉できない植物が増えて、果実ができないという困ったことにもなりかねません。

出典【デング熱】で敵視される蚊…この世から蚊がいなくなったらどうなるのか? – しらべぇ | 気になるアレを大調査ニュース!

自然界のバランスが崩れる

出典 blogs.yahoo.co.jp

自然界のバランスが崩れる

蚊がいなくなる。

それを食べる両生類や爬虫類(イモリやヤモリなど、タモリは違う)。

それを食べる哺乳類や鳥類がいなくなる(ネコ科の動物など)。

捕食者(天敵)がいなくなった動物が栄える(ネズミなど)。

新たな伝染病を持っている種が増えた場合、その伝染病により他の生物が絶滅に追いやられる。

出典

もし、蚊がいなくなったら地球上から蚊が一匹もいなくなったらどうなり... - Yahoo!知恵袋

言われてみれば、「蚊」を食べる生物がいなくなり~のループですね。


http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0409/wolf.html 【オオカミが変えたイエローストーン国立公園】 J.ロビンス(フリージャーナリスト)より

 1995年の真冬,米国立公園局と魚類野生動物局は14頭のハイイロオオカミ(Canis lupus)をトラックとそりでイエローストーンに運び込んだ。この地のオオカミが20世紀初頭に根絶されて以来,イエローストーンにオオカミがすみつくことになったのは,カナダからのこのオオカミたちが初めてだ。1年後さらに17頭のカナダ生まれのオオカミが追加された。

 オオカミが再びこの地に来たことによって,さまざまな動物の生息数が本来の自然の状態に近づくだろうと期待された。例えば公園内で増えすぎたエルクをオオカミが捕食すれば,その数も落ち着くだろう。この地域で最上位の捕食者だったオオカミが姿を消して以来,エルクは急増していたのだ。

 新たにやってきたオオカミの行動は予測どおりだった。現在公園内を移動するオオカミは約10頭ずつ16の群れに分かれている。それぞれの群れが平均1日1頭のエルクを倒す。1990年代には2万頭まで膨れ上がっていたエルクは,現在1万頭以下となった。

 オオカミの復帰は非常に多くの予想外の影響を及ぼした。公園内の動植物に対するオオカミの影響は奥が深い。あまりに広い範囲にまで変化が及んでいるため,米国中の研究者たちがそれを調べに来ている。


http://karapaia.com/archives/52202394.html  【オオカミってやっぱすごい!ほんの少数のオオカミの群れが自然に奇跡をもたらすまで(米イエローストーン国立公園)】 より

狼が自然にもたらした効果

自然とは繊細なる生命体のようなものだ。ほんの少しの変化が生態系に大きな影響を及ぼすこともある。実際、バタフライ効果( 蝶が羽を動かすだけで遠くの気象が変化するという比喩的、寓話的な表現)が最も顕著に現れるのが自然界である。

アメリカのイエローストーン国立公園。この大きな自然保護区には長い間オオカミがいなかった。70年前に絶滅してしまったのだ。だがこの地に再びオオカミが住み始めると、自然の景観は劇的な変化を遂げた。なんと川の形を変え、緑豊かな森をよみがえらせたのだ。

たった1つのオオカミの群れ(ウルフパック)がこのような劇的な変化をもたらすとは実に信じがたいことである。だがこれが本来あるべき姿だったのかもしれない。

21世紀前半における最も興味深い研究結果は、「栄養カスケード」の発見だろう。栄養カスケードとは、生態系を構成する生物が、食う食われるの関係(捕食被食関係)を通じて段階的に効果を及ぼす経路を表す用語である。

そして、その典型的な例が、アメリカにあるイエローストーン国立公園で実際に起きたのだ。イエローストーン国立公園周辺にはかつて多くのオオカミがいたが、1926年、野生のオオカミが殺されたという公式記録を最後に、完全に姿を消した。

しかし、生態系回復の目的で1995年にカナダから連れてきたオオカミが再導入されると、実に興味深いことが起こった。この再導入は野生動物をめぐる「20世紀最大の実験」と呼ばれている。

イエローストーン国立公園の変化

オオカミは頂点捕食者で、多くの種の命を奪い取ることは一般的によく知られている。しかし、彼らは同時に多くのものに命を与えているのだ。オオカミが戻ってくる前の70年間で、公園に生息する鹿の数は、捕獲される恐れがないため、増え続ける一方であった。

生息数をコントロールしようという試みもあったが成功せず、鹿により公園内のほとんどの植物が食べつくされてしまうという事態に陥った。しかし、ほんの少数にも関わらず、オオカミたちが戻ってきた事で、公園には大きな変化が訪れた。

増えすぎていた鹿の数が減少

オオカミが鹿を捕獲するため鹿の数が減った。しかし、これはその後に起こることと比べたら、ほんの小さな変化である。オオカミの存在により、鹿たちの行動にも変化がおき、その変化は公園全体へと広がっていった。

まず、鹿はオオカミたちから狙われやすく逃げづらい谷の合間や障害物があるような狭い道など、特定の場所を避けるようになった。

植物と鳥の復活

これらの地域では、鹿が近づかなくなったため、植物たちが息を吹き返した。たった6年間で、木の高さが5倍になった場所さえある。裸同然だった谷あいの側面はあっという間にアスペンや柳、ハコヤナギが多い茂る森となり、すぐに多くの鳥たちが生息し始めた。

ツグミやヒバリなどの鳴き鳥の数も増え、渡り鳥の数も大幅に増えた。

多様な生態系が戻ってきた

木が増えたことにより生態系エンジニアの役割を果たすビーバーも住み着くようになり、生態的地位(自然環境の中である生物が他の生物との競争などを経て獲得した、生存を可能にする条件がそろっている場所)が増えていった。

ビーバーの作るダムは、カワウソやマスクラット、カモ、魚、爬虫類、両生動物など多くの生物の住処となった。また、オオカミがコヨーテを捕食することで、コヨーテの餌食となっていたウサギやネズミの生息数が増加し、その結果、ワシ、イタチ、狐、アナグマなども増えた。

オオカミの食べ残しを求めて、カラスや鷹などもやってくるようになり、熊さえもオオカミの食べ残しを餌とし、その個体数を増やしていった(熊の個体数の増加にはベリー類が再び育ち始めたことにも起因している)。

また、熊は鹿の子をターゲットにするなど、オオカミにも影響を及ぼすようになり、本来あるべき自然のサイクルが出来あがったのだ。

しかし、本当に驚くようなことが起きたのはここからである。

たった20年で自然環境が激変。水と緑の豊かな場所に

オオカミは他の生物に大きな影響を与えただけでなく、川の特徴までも変えてしまったのである。

それまでの曲がりくねっていた川は緩やかな蛇行流となり、浸食が減り、水路は狭まり、より多くの水のたまり場ができ、浅瀬ができるようになった。これらの全ては野生の生物たちにとって好ましい環境である。

オオカミの出現で川の様態が変わり、森林が再生されることにより、川岸はより安定し、崩れることも少なくなった。そして、川は本来の強さを取り戻し、鹿たちに食尽された谷間の植物たちも再び生い茂り始めた。植物が増えたことにより、土壌の浸食を抑えることにつながった。

こうしてみると、ほんの小さなオオカミの群れが、生態系だけでなく、イエローストーン国立公園という巨大な土地の自然地理学さえ変える力があることがよく分かるだろう。

現在ではその個体数が安定したことから、1973年より絶滅危惧種に指定されていたオオカミは、2012年9月末に絶滅危惧種の指定を解除された。

イエローストーンからオオカミが消えた理由は、自然破壊と人為的駆除が原因と言われている。「自然はそのままであるべきだ」とか「人間にとって都合がよくないかもしれない」という理由で、再導入に反対する声も上がっていたのは確かだ。

だが、オオカミを絶滅に追いやったのは自然ではなく人間だ。結局のところ、我々人間がオオカミの運命を握っているのだ。イエローストーンでは、オオカミを復活させた後入念に個体管理を続けている。オオカミを復活させた以上、彼らに対する責任は人間にあるということを忘れてはならない。