6月13日　バイエルンのメルヘン王、死す（1886年）

ルートヴィヒ2世 (のちのバイエルン王)は、幼少時代からゲルマン神話や騎士伝説を読み、育ちました。

18歳で王位に就いた彼は、当時憧れだった作曲家のワーグナーを宮廷に呼び招きましたが、家臣から反対されてしまいます。

次は騎士伝説を具現化すべく、豪華な建築物（中世風のノイシュヴァンシュタイン城など）に力を入れるようになります。

しかしその後戦争に負け、経済的に困窮した結果、精神病にかかってしまいます。

見かねた家臣たちは彼を逮捕し廃位させますが、翌日医者とともに湖で水死体となって発見されました。

皇后は、「彼は決して精神病ではありません。ただ夢を見ていただけでした」と述べたそうです。

戦争や浪費によりバイエルンは経済的に破たん寸前だったが故に、4人の医師に精神病と認定させた、禁治産者にしたてあげたとも言われていますが、真実はどうなんでしょうか？

セレンディピティは、偶然を幸せに変える能力。

あなたは目の前の偶然の何に気が付きますか？

そのあと、どう行動しますか？

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