ユーラシアスタッフの一服の涼~その10~
ユーラシアスタッフの一服の涼コメント第十回は、鈴木、森(奈)、中村、宮澤、奥居、白井、豊田です!
■鈴木 絵里
夏になると食べたいと思い浮かべるのが新疆ウイグル自治区で食べたハミ瓜。
新疆ウイグル自治区に住むウイグル族はスイカやハミ瓜などと一緒にナンを食べるのが暑い夏のおやつの定番。半分に切り、真ん中を掘るように食べ進め、くり抜いた部分にナンを浸して食べるのだそうです。今年の夏は私も贅沢にメロンにふわふわの高級食パンを浸して食べてみたいです。
■森 奈由夏
日本で暑い街といえば...私の地元である埼玉県熊谷市です。暑さ対策として駅での冷却ミストは有名ですが、かき氷も忘れてはいけません。アイスクリームよりも身体の熱を下げる効果があると言われているかき氷。熊谷のご当地かき氷といえば、雪のようなふわふわとした食感を楽しむことができる「雪くま」です。暑い日に食べるとより美味しく感じられるかき氷を食べて、今年の夏を乗り切りましょう!下の写真は、グルメサイトのかき氷部門で1位の称号を得たこともある、名店(午前8時から整理券を求めて日本全国、海外からお客様が集まります)のチョコレートミント味です。
■中村由香里
台湾の友人達から暑い夏は、解熱効果があり、身体を冷やすとされる「寒」や、体の熱を冷まして代謝を良くする「涼」の食材を摂る、という薬膳の基本を教えてもらって以来、少しですが気を使うようになりました。
■宮澤詩帆
高温多湿のカンボジアで快適な生活を送る為に欠かせないもの、それはハンモックです。遺跡の傍の木陰、市場の中、食堂、高床住居の床下等、いたるところにあり、みんなのんびりゆらゆら。
トンレサップ湖の水量が多くなる時期、プノンクロムに至る道に沿って水上に作られる高床式のレストラン。といっても床の上に茣蓙が敷かれ、ハンモックがぶら下がるシンプルな作り。湖面を吹き抜ける涼風を肌に感じながら、ハンモックで転寝をするのはとても幸せな時間でした。
■奥居大輔
昨年の夏、白骨温泉へ行きました。秘湯で有名な白骨温泉は山地にあるため、夏でも涼しく快適です。夜は肌寒いくらいでした。「3日入れば3年風邪を引かない」と言われる白骨温泉は、弱酸性のお湯。胃腸病のほか、神経症など色々な効能があり、特に嬉しいのは美肌に効果があると言われていることです。また、この温泉のお湯を飲むと便秘に効くとも言われています。
暑い夏に、避暑地に行き、熱い温泉に入る。それが自分なりの夏の過ごし方です。
■白井沙苗
夏になると、たくさんのお祭りが世界中で開催されます。その中でも日本より涼しいスコットランドの夏の風物詩、ミリタリータトゥーは圧巻。エディンバラ城にて、毎年8月に行われる夏の一大イベントです。ガイドさん曰く、この時期はエディンバラは観光客で溢れかえるとか..スコットランドの伝統衣装であるキルトを着た音楽隊によるバグパイプの演奏はもちろんのこと、毎年数カ国、外国から音楽隊がやって来て楽しませてくれます。
生で聴くバグパイプの音の厚みに圧倒されつつも、聞き覚えのあるメロディーが流れどこか安心させてくれるものがあります。そして昨年はドイツ、トリニダード・トバゴ、フランスニュージーランド、中国の演目がありました。各国それぞれ特色があり、とても面白かったです。
フィナーレは全員で民謡「オールド・ラング・サイン(蛍の光)」を大合唱。合唱中は隣の人と手を繋ぐのが定番です。様々な国から来た観光客が手を取り合い、同じ曲を歌い楽しむ...なんだか世界が繋がった気がしたひとときでした。
■豊田洋子
カナダのトロントでは、夏は1年のうち3~4か月ほどしかなく、残りの8~9か月は長くて寒い冬。なので大人も子供も、夏が来るのを待ち遠しく思っています。
夏がやってくると、毎週末色々な場所でフェスティバルが開催され、一体どこから集まってきたんだ!?と言わんばかりの人で街は活気に溢れます。
また、夏の終わりの風物詩として知られているのが、CNEと呼ばれる移動式遊園地。8月中旬から9月の第1月曜日までの約2週間だけトロントにやってきます。航空ショーやカジノ、遊園地に展示会、アイスショーと老若男女が楽しめます。
短い夏を目一杯楽しみ、次の長い冬を前にエネルギーをチャージするのがカナダ人。これからイベントの形は変わっていくかもしれないけれど、新しい形で夏を楽しんでもらいたいと思っています。