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李登輝氏はなぜ奥の細道を歩きたいのか

2020.07.30 14:50

https://yashima.jp.net/2006/08/post-135/ 【李登輝氏はなぜ奥の細道を歩きたいのか】より

令和元年5月11日 平成18年8月31日

李登輝元総統が、来日されようとしているようです。この方の来日に際しては、毎回国内外の反日・反台湾勢力が妨害しようと画策してくるものですが、今度こそ元総統のご希望をかなえて差し上げたいものです。

そもそも、どうして李登輝元総統は、これほどまでに「奥の細道を歩きたい」と希望されているか、ご存知でしょうか。

ここに、5年前に発刊された小林よしのり氏との対談本、「李登輝学校の教え」があります。

小林:もう総統は退任なさったんだから私人とか公人とかそういう問題を抜きにして、政府を全く通さずに来日することはできないんですか。

李:ビザがないからね。日本にはビザなしで七十二時間滞在できるんだけど、私は台湾の前総統として、そういうことはしたくないのです。実は、2000年 10月の『アジア・オープン・フォーラム』のときは、日本政府の顔を立ててビザを申請しませんでした。私は正々堂々と日本に行きたいと思っています。

李:実は私の日本行きについては、例えば身体検査だとか、私的な旅行であればオーケーだと言うことで話はついているんだ。

ただ、いざ私が行くとなれば、何の目的で来て何を喋るのか、どういう立場で行くのか、いろいろ難しい問題がまた出てくる。

これは一回限りの勝負じゃなく、日本政府とはまだまだ長い関係を作らなくちゃいけない。マイナスをできるだけ少なくしなくちゃならないということです。

もし体の調子が悪くなかったら、行ってみたい場所があるんです。

小林:どこへ?

李:奥の細道を、日本の人たちと歩いてみたいんです。石巻の少し北のほうか、平泉あたりまで、歩いたり車に乗ったりしながらね。これが今の私の計画なんだ。

芭蕉は本当は外国の人に一番知られなければいけない日本の遺産ですよ。こういうものを深く掘り下げて知ろうとすることは、日本人に非常な自信を持たせることになると思うよ。私みたいな外国人が、ほんとうに芭蕉を愛し、奥の細道を歩きたいと思っていることも、非常に意味があるんじゃないかと思います。

それに、俳句や芭蕉じゃ政治にも関係ないしね(笑)

李登輝学校の教え | 李 登輝, 小林 よしのり |本 | 通販 | Amazon

これは2001年8月、5年前に出た本です。

李登輝氏が来月12日訪日 「観光、文化交流目的」も中国の反発必至

この記事タイトル。中国の反発が必至、だから何だと言うのか。ここまで日本のことを愛し、台湾のことと東アジアの平和を考えている人に対して、また以前のような仕打ちをしたら、そのときは台湾の反発こそ必至です

戦前の歴史的経緯から、常に日本に自愛のまなざしを向け続けてくれた台湾の内省人達も、統治終了後60年を経て次々と鬼籍に入っていく現状、彼らに決定的に愛想を付かされたら、台湾すら特定アジアの側に回り、反日国家となってしまうかもしれないのです。

私は日本をここまで愛し、台湾のことと同じくらい、日本の未来のことを考えてくれている人に対して、どんな感謝の言葉を述べればいいのかわかりません。

少なくとも、日本が、恩を仇で返す国であっていいはずはありません。

(文・竹村 裕次)


https://blog.goo.ne.jp/yamadera1015/e/c7225f865c619e4179bc751ba91c95f6  【李登輝氏、奥の細道めぐる】 2007-06-03 | 寄り道・散歩道

台湾の李登輝前総統(84歳)が来日している。今回の訪日は、私的なもので松尾芭蕉の「奥の細道」を探索するためだそうだ。

昨日より東京から新幹線で仙台に入り、松島海岸や塩釜神社、瑞巌寺、円通院などを訪れた。

そして今日は、山形へ移動して芭蕉ゆかりの山寺立石寺や山寺芭蕉記念館、山寺風雅の国などを訪ねた。

写真は、立石寺住職(右)より説明を受ける李登輝前総統(中央)。李登輝氏の左側は、斉藤山形県知事。

今回は、曽文恵夫人と6日までの5日間、東北地方に滞在する予定。(山形の後は、岩手・秋田両県を訪問の予定)

親日家で知られる李登輝前総統であるが、日本語と台湾語を交えて気さくに話をされていた。

84歳とは思えない研究心と精力的な行動力を感じた。

前総統と言っても台湾の独立指導者として現在も大きな影響力を持つ人物だけにSPの警護も物々しかった。

台湾、日本双方の取材陣もどっと押し寄せていた。おそらく台湾内では、大きなニュースとして取り上げられるのであろう。

東北各地には、台湾からの一般観光客が増加傾向にあり李登輝前総統の「奥の細道」探索が引き金となり、さらにブームに拍車が掛かりそうである。

日本の文化である温泉も台湾からの観光客に人気が出始めており「芭蕉」と「温泉」をテーマにしたツアーが増えるのでは・・・・・

東北パラダイス初の世界政治ネタ。偶然の遭遇ネタなんですけど~日台友好。