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DC Power Boosterレビュー和歌山県在住A様

2020.07.31 09:00

私はネットワークオーディオを主体に音楽を聴いています。

今回はWifiルーターに付属のACアダプターにBoosterを取り付け試聴を行いました。

ノイズには気を使いそれなりに対策をしていたつもりですが、一聴して良い変化がありました。

このBoosterは見た目こそたくましいですが、音はとても自然でシステムに馴染むのが早く、最初の試聴インパクトが後々の違和感につながるという電源アクセサリーにありがちな不自然さを感じません。

Boosterという名称から何かが足されるような変化をイメージしていましたが、ノイズをコントロールする事で本来の機器の性能を引き出している印象を受けます。

フィルター類を用いていないため聴​感上の減衰を感じず、良質な線材とよく練られた制振・シールド構造による正統なアプローチで、いたずらに音色を変化させる事無く基礎性能の向上に成功しています。

DC Power Boosterはアイデア商品でもあります。

機器とDCケーブルの間に挟み込むジョイント形式を採用する事で、DCケーブルの長さやACアダプターの形状に左右されず、変換プラグを用いて規格を合わせれば様々な機器に使用する事ができます。

そのため主力となるオーディオ機器への使用は勿論、例えばHUBやFire TVといった周辺の電子機器に使用する事でも意外なパフォーマンスを発揮します。

音は当然ながら、映像に関しても輝度が上がったように感じ色味も濃くなるのですから不思議です。

直接的な変化に加え、間接的なメリットもいくつかあります。

例えば電子機器同士が宅内の電源ラインで繋がっていればそれらのノイズは巡り巡ってオーディオ機器に影響を及ぼし、ハイエンドなシステムになるにつれ電源ノイズの影響は如実に音の変化として表れ最終的なシステム全体のクオリティに直結します。

このBoosterを使う事でそういった周辺機器がもたらすノイズをシャットダウンしウィークポイントとなる事を防げます。

ノイズ対策の一環として、スイッチング電源で動作する機器へのアナログ電源の導入は効果的ではありますが、細々した機器にまで導入してしまうとシステムの肥大化とコストの増加を招くので悩ましく思っておりましたが、

今回のBoosterの導入はACアダプターに直接接続出来て想像以上の効果があったため大変有難かったです。

電源のノイズの問題点をシンプルかつ的確に改善する要素が、今までありそうで無かったこの僅か25cmのジョイントケーブルには詰まっています。

高解像度・ワイドレンジ・ノンカラーレーションといったメーカーを通じての理念をそのままに、製作者のオーディオに対する深い見地が注ぎ込まれた逸品です。

DC Power Boosterは、その汎用性の高さと導入の容易さ、そして確実な効果がありますのでオススメしたいと思います。

●商品は下記オンラインショップでご購入いただけます。