過去の増築と耐震性
先日、リフォームコンパス東京表参道店にI様がお子様を含めてご家族でお越しくださいました。
当初より来店のご希望でしたので、内容については初めてお伺いすることになります。
I様ご家族は都内でご両親と一緒にお住まいでしたが、
築年数はかなり古く、元々一部が下宿住まいになっているという特殊なお家で、
過去の増築も含めて複雑な状況になっている様子でした。
ご家族は家の中の比較的新しい2階部分にお住まいなのですが、
子供さんが成長してきたこと、また家の傷みも気になる様になってきていることから、
2階を中心としたリフォームをご計画になったということでした。
木造住宅ということでも、I様のお宅の様に過去に増築があったりする場合には、注意が必要になります。
というのも、木造住宅の耐震性というのは、増築などで形状が変化すると、
大きくバランスが変わったり、必要な壁の数量が変わったりして
かなり変化してしまうことがあるのです。
しかもそれが、かなり以前の施工だった場合には、耐震性そのものを考慮せずに計画されている可能性が高くなります。
そういう意味では、建物をしっかりと調査し、ご要望に基づいて適切に提案のできる技術力がリフォーム会社には求められます。
I様ご家族は、これからの子育ても考えながら、奥様がお好みのデザインイメージなども熱心に集めておられ、
リフォームを本当に楽しみにしていらっしゃる様子でした。
そこで私の方からは、技術力やデザインを含めた提案力のある会社をいくつかピックアップし、
ご案内をさせていただきました。
その日は一旦ご家族で検討されるとのことで、そのままお帰りになられましたが、
後日、特にお勧めをさせていただいた3社について、
紹介のご依頼をいただくことができました。
いずれも提案に期待感のある会社ばかりです。
ぜひ、お子様たちがにぎやかに走り回ったりできる、素敵なお家にしていただけたらと思いました。
I様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura