やはり最強はIndeedか!2016年5月度・『Indeed』『キャリアジェット』『スタンバイ』『ジョブダイレクト』『キュウサク』をアクセス分析的視点から比較してみた
いや、もうね、結果的にはわかりきっているんですよ。いろんなサイトで書かれてますからね。でも、ちゃんと数字で見たい!圧倒的な力を!!
Indeedヨイショ記事にはしないつもりですが、結果そういう風に見えてしまうであろう哀しさを超えて書きます。
所謂フィード型の求人サイト5サイトの2016年5月度のアクセスをSimilarweb Proを使って比較しました。
比較するメディア
・Indeed
(求人案件さえあれば参画可能。当然レギュレーションあり。)
・キャリアジェット
・スタンバイ
・ジョブダイレクト
・キュウサク
(求人サイトがない場合、ワークゲート経由で利用)
さて、やっていきましょう。
アクセスシェア比較
Indeedが圧倒的過ぎて、他の追随するサービスが追いついていない状況。
PCでのシェアは、
キャリアジェットとスタンバイ足して10%程度、あとはもうIndeed!
これがモバイルになると、さらにえらいことになってまして。
もう9割Indeed!
各サイトのデスクトップ/モバイル比較をすると、こうなります。
Indeedとキャリアジェットは主戦場がモバイルなのに対し、スタンバイ・ジョブダイレクト・キュウサクは、どちらかといえばデスクトップが主戦場の風体。
集客に関する数字は、こんな具合。
そもそもスコアが違いすぎるのでもう、なんともなんともですが、こんな具合。
滞在時間や平均PV、直帰率から実質利用者と総PVを仮に出してみると、こんな具合。
いや、Indeedって集客もりもりしているにもかかわらず、直帰率がダントツに低い。滞在時間や平均PVも多いし、ほんとに、化物サイトだなぁと思わずにはいられません。
この5サイト、アクセス数と直帰率がある程度比例しているのもみられますね。興味深い。
で、各サイトの集客状況がこちら。
だいたいこの手のサイトは自然検索が多くなる傾向なんですけどね、Indeedとスタンバイはリファラルの数字がドンと高くなってます。
Indeedに関してはこの数字の半分はIndeedのサブドメインからの流入になっているので、それを考えると、他と割合は同じだなと考えます。スタンバイは、ビズリーチからの流入が結構多いです。ついでに、ソーシャル(Facebook)からの流入もまたでかいですね。
さて、通常であれば各さいと、Indeedからどれくらい流入するかを見るのですが、今回、Indeedを測っているという点とサイトの特性から、各サイトを見た人は、どこへ出て行くのか?これを調べてみることにしました。それが、こちら。
ちょっと、データ大きかったですね。拡大して見て下さい(爆)
特徴的なのはIndeed.出て行く人たちの10%は、ハローワークへ行ってますね。
ついで、タウンワーク等比較的SEOの強そうな求人サイトが上位をとっていってますね。
それと言うと、キャリアジェットも面白い。Indeedとは違い、株式会社じげんの運営サイト、転職EXなどのEXシリーズが幾つか入っていたり、20位近辺だと医療系のサイトが入ってきたりと興味深いです。
スタンバイはおそらく利用者の2割強は求職者ではなくて求人を出したい企業とかそんな感じなのかなぁと思ったり、ジョブダイレクトは、なんだかIndeedに戻っていく人8割な感じとか、キュウサクに至っては、おや、Googleで検索を始めてしまったよとか、そんなかんじですね。
たまに、求人アスコムとか求人ジャーナル等、地方の求人媒体もぽつぽつ出てきているのも見られますし、20位以降も、実は地方媒体けっこう出てきてますので、案外、所謂地方都市とか栄えてない所でも、Webでの求人ってすごく効果でるんじゃないかなんてそんな風に思えてなりません。
あと、あれですね。
やっぱり、ことIndeedに関しては、ハローワーク対策をしたほうがよさそうですね。アクセスシェアが高いですし。案件数が多いとすごくめんどくさいですが、やる価値あります。
というわけで、Indeed等5サイトをアクセス分析的視点から2016年5月度分を調べてみましたが、実際は職種・採用難易度・得意分野・採用決定率等によってまた判断も変わってきますので、あくまでも参考程度に・・・。
とはいえ、Indeedはんぱないなー!!!
プロデュースのご相談は、にいみまで。