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GRB Prologue...

2017.03.23 15:25

自動車免許を取って初めての車がGC8であったが、初期登録から13年目にしていろいろ不具合が出てきた。

その始まりが燃料ポンプの故障。

その時はたまたまディーラー前で停止したためそこへ駆け込み、これまたたまたま在庫があったためその場で交換。

部品は既に補用の範疇にあるようなもので、当然部品単価も高い。

次はエアフロの異常。

幹線道路で停止したたがたまたま信号の一番先頭でエンジン停止したため即退避できた。

しかしこのときは部品は取り寄せ。

通勤に使用しているため、足がなくなるところであったがたまたまお世話になっているお店が残業中だったため代車を借りて何とかしのいだ。

そんな時にいろいろな環境変化や後押しするきっかけが重なり車輌入れ替えを決意した。

最近の車はどういうわけか”プライバシーガラス”なるものが標準装備となっており、後ろの視界を妨げるものが多い。

基本的に過剰な快適装備を嫌う管理人”クワ萬”としては快適装備は最低限あればよいと考えている。

そんな希望をかなえるインプレッサ(他の車輌には見向きもせず)を探していた。

当然そんな希望をかなえるグレードはごく一部の仕様にしかなく玉数も少ないのだが。。。

そんな中で偶然にも好条件の「21年登録のGRB-A 17インチ仕様」が見つかった。

走行距離 110km程度!

いわゆる新古車だ。

はて。。。17インチ仕様はGRBの初期型の1年のみ設定されていたものであったはず。

よくよく聞いてみれば比較的生産ロットが初期の物で、販売店に並ばずに保管されていたものとの事。

ある意味レアだ。

そんなこんなではれてGRBオーナーとなった。

1st Impression

貴重なドノーマル&新車状態なので詳細なインプレッションを残しておこうと思う。

0~1,000km

ECUがまだ学習をしていない状態からなのでプログラムの素の状態といえると思う。

基本的に初期の慣らし運転はSI-DRIVEをIモードとしている。

☆ エンジン ☆

 電動スロットルの影響なのかアクセルの踏み込み量とエンジン回転数の感覚が合わない。

 もしかしたらSモードにしたらこの辺は解決するのかも知れない。

 ネット上でよく言われる”3000rpm”でのトルクの谷だが、これはかなりひどい。

 特に1速で引っ張ると明らかに加速をやめてしまう。

 慣らし解禁とともにリプログラム決定。

 出来ることならアクセル入力に対するレスポンスを調整してみたい。(スロットルコントローラ導入?)

 慣らしがそろそろ終わるのでSモード、S#モードをそれぞれ試してみた。

 結果としてはどのモードにしても”3000rpm”のトルクの谷ははっきりと存在した。ちょっとがっくり。

 ただ、いろいろ分かったことがある。

 Iモードで加速中にSモードS#モードに変えたところ、I<S<S#と加速感が明らかに変化した。

 逆もまた然り。

 それと、電動スロットルとワイヤースロットルでは乗り方がぜんぜん違うようだ。

 ワイヤスロットルの場合は加速に合わせてペダルを踏み込んでいくことで自分の思うような加速が得られるが、

 電動スロットルの場合はペダルの踏み込み量は得たい加速の量であって、その加速の過程はプログラムまかせ

 ということらしい。

 そのため、下手に自分でアクセルコントロールしようとせず、プログラムに任せてやると、瞬間燃費計の値が改善した。

 アナログなクワ萬としてはこの特性はとても不満です(笑)

 いずれにしても、3000rpmの谷は改善したい。(シフトダウンして再加速したいときなど2段階加速するようで気持ち悪い)

☆ ミッション ☆

 さすが最新の車といったところか。

 GC8にはGDB-B型の6速を組んでいるが、これと比べるとシフトタッチ格段によい。

 シフトレバーの遊びを適度になくしてかっちりさせた感じだ。

☆ ブレーキ ☆

 ブレーキの当たりが出ていない影響なのか、初期制動が強すぎて動きがギクシャクする。

 慣れの問題もあると思うが、このタッチは何とかしたい。

 しばらく洗車せずにいたが、いろいろ言われるようにブレーキダストがすごい。純正パッドでこの量はどうなんでしょう。。。

☆ 足回り ☆

 サスペンションはかなりの好感触。コーナリングではしっかり踏ん張ってくれる。

 少しペースアップしてもロール量は運転している本人はちょうど良い感じだ。

 車高は気になるところだが当分は良い感じだ。まあ、マッドフラップを付けてしまえば気にならないだろう。

☆ 室内 ☆

 テレスコ機能のついたハンドルは高評価なのだが、どういうわけか、左ひざをクラッチ操作時ぶつける。

 コラムカバーの形状がいまいちらしい。

 冬時期の服装だとハンドル操作の手と足が干渉してしまう。やはりハンドルは少し小径にしたほうが良いみたいだ。

 シートの座り心地はGC8のノーマルに比べれば格段に良いが、肩のサポート力が乏しく着座位置がずれるのが気になるところか。

1000km~ 

1ヶ月点検と慣らし終了の初オイル交換を実施。

問題のあった”3000rpm”のトルクの谷解消を行った。いわゆるリプログラムだ。

ディーラーの作業内容をみると、しっかり”リプログラム”と書いてあった。

肝心の”3000rpm”の谷だが、とりあえずIモードでは消えたようだ。

やっと普通のターボ車になった感じだ。GC8の部品取りも終わったので乗れる状態にして久々に運転してみたが、GCにはGCの

良さがあって、ちょっと手放したくなくなったのは秘密だ。

ある意味クワ萬がGRBのエンジンフィーリングとして目指すところはGC8のパワーアップ版なのかも。。。