8月2日 過去作再評価の釣行
今回は朝の2時間だけの釣行です。
スタートも6時過ぎからとかなり遅めです。
というのも、過去作の再評価をするならどこが良いか迷いに迷って忍者の里に向かったのですが、
その道中にある『一度も行ったことのない池』に行ってみようと、いつから人が来てないんだかというほど荒れた林道に入っていった挙句、目的の2か所とも『こんな藪には入れません』といった塩梅で、開始前から大幅に時間をロスした所為です(笑)
わざわざ遠いところまで来ておきながら出鼻を挫かれ、もうどこに行けばいいのやら、といった状態で『もうボート降ろしやすいあの池でええわ』と向かったのは前回、前々回のテストで行った野池でした。
到着したころにはすでに暑くなり始めており、日向側の岸はもうバス居ないんじゃないかというほど太陽が照り付けています(笑)
幸いなのはほぼ無風というところで、これならほとんど無音でポイントに近づけます。
以前にも書きましたが、この池、水中にストラクチャーや地形の変化というものがまったく無い、ベッタベタの皿池で(まったく根掛かりしません)、2か所の大場所である最奥部を除けば岸際の小さなカバーや植物群に付いたバスを釣ったらおしまい、バスが入れ替わるということも半日程度では望めないという、『適当に投げてサーチなんかしてたらポイントつぶれて終わり』な池です。
なので、一投一投、ことさら丁寧に誘わないといけません。
しかも魚影が笑えないレベルで薄いです(笑)
通常この雰囲気ならこのぐらいは、という密度にまったく届いていません。
さて、最初は試作品SB63HTからです。
◆試作品SB63HT
久々すぎてラインナップにあるのも忘れられてるんじゃないかというモデルです(笑)
この写真の個体も赤く塗ったエラの形が初期の三日月形です。
今はこんなパターンです
⇩
話が脱線しまくりですが、スタートしてすぐに来ました。
日向側のオーバーハングの中です。
そこから少し進んで最奥部その1の入り口でも
2匹とも掛かりが浅く、巻くよりもフラットサイドクランクをロッドワークでホバリングさせたりする方が良さそうです。
と思っていたら、案の定1匹バラシました。
そしてここから延々と続く、カンカン照りの水深30㎝のショアライン。
しかもバスが入りそうなシェードもありません(笑)
点在するショボいシェードに居るのはブルーギルのみです。
これは再評価とか言ってる場合か?
と最有力スポットである最奥部その2も小バスが1匹追いかけてきただけという状態でした。
もう少しで1周というところでやっと試作品NL50MRで
この試作品、リップの割りにあまり潜らず、フルキャスト巻きっぱなしで1.5mに届くかといったもので、潜航角度も緩く、対カバー性能も今一つ(私基準ですが)といったものです。
当然、ショートキャストでは『このリップで潜らんのか』という印象です。
対してヒシモのポケット撃ちには意外なほど向いており、スルスル抜けてきます。
過去の釣果もSB63と同じく『きちんと使えば釣れる』というものですが、基本性能があらぬ方向に向いているためHatchetのバリエーションとしては不合格です(笑)
で、このバスを釣るまでにも最奥部その2の一番奥で何度かボイルの音が聞こえていました。
ひょっとしてまたこの前のバスか?と思いましたが、Uターンして音の発生源を探しました。
ボイルが止まってどこか分からなくなりましたが、そっと無音で近づき、ここで試作品SB63HTに変更。
最深部のベジテーションの切れ目に投げたところ、着水と同時に驚いたバスが大暴れ(笑)
大きさ的に間違いなくこの魚ですが、攪乱状態のどシャローでクランクを発見できるのか?
ラトルが入ってるモデルでよかったと思いながら、何度かトゥイッチ、一旦浮かせてからデッドスローリトリーブ開始です。
するとSB63HTの後ろの水が大きく動きました。
間違いなく狙って追いかけてます。
チョンとティップを入れてやると、水面が割れました(なにせ浅いので)。
今回は47㎝でした。
真っ先に前の個体と違うよな、と口の薄皮が破れてないか確認しましたが、破れてなくてホッとしました。
計測してサイズも違っていたので一安心です(笑)
いや、ほんとにラトルインモデルで良かったです。
泥が巻き上がった状態ですので、小粒のサイレントモデルなんかだと見失ったままどこかに隠れてしまってたかもしれません。
さて、今回の釣行はこれにて終了です。
過去作の再評価ということでしたが、今回のモデルはやはり評価は変わらずといったところです。
昔の記事ですが参考までに
⇩
それでは皆さん良い釣りを(o^-')b