5人以上〜大人数で盛り上がる外遊び10選
幼稚園や保育園のお友だちやと一緒に大人数で遊ぶ外遊び。鬼ごっこがその代表ですが、それ以外にもルールのある楽しいゲームはたくさんあります。
公園や園庭など広い場所を利用して、お友だちと一緒にたくさん身体を動かして遊びたいですね。
ある程度の年齢になってくると、その場にいる子と話し合ってルールを変えたり新しい遊びを作っても楽しいですよ!
そこで「外遊びを再び日本の文化に」をミッションに掲げ、外遊びを開発したり広めたりしているNPO法人ゼロワンでは、大人数で盛り上がる外遊びをまとめてみました!
鬼ごっこを変化させた遊びも多く紹介しているので、持ち物が無くても十分楽しめる遊びもご紹介しています。ぜひみんなで楽しんでくださいね!
大人数で盛り上がる外遊び目次
- 大縄跳び
- 人間オセロ
- 子増やし鬼
- コンセント鬼
- 手つなぎ鬼
- ひょうたん鬼
- さめおに
- ドンジャン
- 中当て
- ドッジボール
大人数で盛り上がる外遊び1:大縄跳び
大縄跳びのおすすめポイント
- みんなで跳ぶ、一人ずつ跳ぶ、チームにして別れるといったバリエーションを楽しむことができる大縄跳び。
- 大縄は重さがあるため、縄を回す人は大人が行うとスムーズにできます。
- 大人が一人しかいない場合は、反対側を鉄棒やフェンスなどに括り付けると、一人でも回せるようになりますよ。
大縄跳びの遊び方概要
画像引用:パナソニックキッズ
- 縄を回す人(回し手)を2人決めます。
- 回し手が縄を回し、順番に縄の中に入って、引っかからないように飛びます。
- 皆で何回飛べたか記録したり、他チームと飛べた回数を競い合ったりして遊ぶことができます。
また、8の字に飛ぶ「八の字飛び」や長縄を2本使う「ダブルクロス」といった遊び方もあります。
大縄跳びの遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び2:人間オセロ
画像引用:人間オセロ|日本レクリエーション協会
人間オセロのおすすめポイント
- 身体を動かすだけではなく、頭も使うので、達成感やチームの一体感も育つ人間オセロ。
- 人数がいればいるほど相手チームを全滅させるのが大変になるので、盛り上がること間違いなし。
- 表裏で違う色の帽子を利用するとわかりやすいです。
人間オセロの遊び方概要
- 2つのチームに分かれ、先攻と後攻を決めます。
- 各チームで自分の番号(順番)を決めます
- コートの中に両チーム全員が入り、10秒間好きなように移動します
- 先攻チームの1番の人は、相手チームの人に近づくように3歩移動します
- 移動して相手チームのメンバーを自分のチーム2人で挟むことが出来たら、「オセロ」と言いながら相手チームのメンバーを自分のチームの色にチェンジします
- 続いて後攻チームの1番のメンバーが、オセロを目指して先行のチームのメンバーに近づくように3歩移動します。
- 全員が1回移動するまで繰り返します
- 全員が移動したら、先攻チームの一番の人から繰り返します
- 相手のチームを全滅させるか、決められた時間内で数の多いチームが勝ちになります
人間オセロの遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び3:子増やし鬼
画像引用:ふえおに〜タッチされたら増えていく!?おもしろおにごっこ遊び〜 |ほいくる
子増やし鬼のおすすめポイント
- 鬼がどんどん増えていくので、鬼と逃げている人の違いが分かりやすいように帽子の色を変えたり帽子を脱いだりするといった工夫があると一目瞭然。
- 最後の一人になるとゲームはヒートアップ。
- ただ足が速いだけではなく、いかに大人数から逃げ切れるかという知能戦でもあるので、足元に注意しながらも林といった隠れる場所が多いところでやると盛り上がります。
子増やし鬼の遊び方概要
画像引用:子増やし鬼|ミックスじゅーちゅ
- ジャンケンをして、鬼をひとり決めます。
- 鬼が10秒数えている間に、鬼じゃない人は逃げ、鬼は10秒数え終わったら追いかけ始めます。
- 鬼にタッチされた人は鬼の仲間になって、鬼と同じく鬼じゃない人をタッチして捕まえます。
- 全員が鬼になってしまったら終了です。
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び4:コンセント鬼
画像引用:コンセント鬼|ほいくる
コンセント鬼のおすすめポイント
- 氷鬼やバナナ鬼のように楽しめるコンセント鬼。
- タッチされた後、仲間を助けるための動作がタッチだけではなく手を差し込むという手間があるので、つかまらないかのスリルはコンセント鬼が上。
- 人数が多くなったら鬼を増やしていくとより盛り上がります。
コンセント鬼の遊び方概要
- おにを決める。
- 10数えたら、おにがみんなを追いかけタッチする。
- おににタッチされたら、「コンセント!」と言って、仁王立ちで両手を腰にあてて体と腕の間をコンセント(さしこむ穴)のようにしてその場に止まり、助けを求める。逃げている人は、おにから逃げながら、タッチされた人の体と腕の間に、ピンと前に出した自分の両手を「ガチャン!」と言ってコンセントを差すように差し込む。
- コンセントになっていた人は、両手を差し込んでもらうと自由に動けるようになる。
- おにはタッチするか、全員をコンセントにするまで追いかける。
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び5:手つなぎ鬼
手つなぎ鬼のおすすめポイント
- 手をつなぐことで友だちとのコミュニケーション能力の向上にもなる手つなぎ鬼。
- 鬼は友だちが増えると走りにくくなるため、相手を思いやる気持ちにもつながります。
- 広場といった広い場所で行う方が遊びやすいですよ。
手つなぎ鬼の遊び方概要
- 鬼を1人(2人や3人でも可)決めます。
- 鬼はプレイヤーを追いかけます。
- プレイヤーは鬼に捕まると鬼になります。
- 鬼は捕まえたプレイヤーと手をつないで、他のプレイヤーを追いかけます。
- 鬼は4人手をつなぐことになったら、分裂して2人ずつのチームに分かれることができます。
- プレイヤー全員を捕まえたら鬼の勝ちです。
手つなぎ鬼の遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び6:ひょうたん鬼
画像引用:ひょうたん鬼|ミックスじゅーちゅ
ひょうたん鬼のおすすめポイント
- 範囲を決めて行うのでスリル満点のひょうたん鬼。
- タッチされないよう真ん中に固まってしまいやすいので、定期的に大人が真ん中に入って散らしていくとゲームも盛り上がります。
- 慣れてきたらひょうたんの形だけではなく、違う形にしたり、数か所設けてみたりとバリエーションを増やして楽しめます。
ひょうたん鬼の遊び方概要
画像引用:ひょうたん鬼|ミックスじゅーちゅ
- 地面にひょうたん型の図形を描く。
- ジャンケンなどをして、鬼をひとり決める。
- 鬼以外の子はひょうたんの中に入り、鬼に触れられないように逃げ回ります。
- 鬼はひょうたんの線の外側から、ひょうたんの周りを走り回ったり、手を伸ばしたりして誰かにタッチします。
- タッチされた人は、鬼を交代します。
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び7:さめおに
画像引用:さめおに|ほいくる
さめおにのおすすめポイント
- 最初は大人がさめ役になると、子どもが理解しやすいです。
- ゲームが進むうちに線が消えやすいので、定期的に書き直すといいですね。
- 人数が多ければ多いほど、捕まえる方も逃げる方も難しくなるので盛り上がりますよ!
さめおにの遊び方概要
画像引用:さめおに|ほいくる
- まず、広いスペースに、長い線を2本、平行に引く。線と線の間は、海!線の手前の岸から、反対側に引いてある線の岸まで渡るゲームです。
- もちろん、海にはさめ役のおにが…おには、さめになりきってその線の間に立つ。逃げる子たちはどちらか片方の線の前に立つ。
- おにが、「うみをわたれー!」と叫んだら、にげる子たちは、線から線へと走って、海を渡る
- タッチされたら、その時点で抜ける。
これを繰り返して、最後残った1人が勝ち!(次のオニになれる)
もちろん、タッチされたら一緒にさめになってもOK!
さめが増えていくと、だんだん難しくなりそう…!
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び8:ドンジャン
ドンジャンのおすすめポイント
- 最初は地面に木の枝などで線をかいたりしてコースを定めておくとわかりやすいドンジャン。
- ぐるぐる円をかいたり、くねくね道にしたりするとより複雑になって楽しいですよ。
- できるようになったら平均台を用いたりすると、落ちないようにするスリルも追加されてより盛り上がります!
- 人数が多くなったら線を長くしたり、チーム戦にしたりすると楽しいですね!
ドンジャンの遊び方概要
- 2チームに分かれます。両チーム10m程離れたら向き合います。
- 両チーム1人ずつ同時にスタートし、「ドーン」の掛け声で両手をタッチしたらジャンケンします。
- 負けた方は自分の陣地へ戻り、勝った方は次の相手とジャンケンします。
- これを繰り返し、早く敵陣に入れたチームが勝ちです。
ドンジャンの遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び9:中当て
中当てのおすすめポイント
- ドッジボールを楽しむ前段階として行いたい中当て。
- ボールを前に飛ばすことができるようになってくるので、子どもたちだけで十分楽しめます。
- 慣れないうちはボールを転がすだけにし、避ける練習から始めるとボールが怖いという恐怖感が少なくなりますよ。
- 慣れてきたらボールを投げる時は上から投げる(下手投げをしない)、頭や顔は狙わないといったルールを追加していきましょう。
中当ての遊び方概要
- 地面に四角形を描き、外野と内野を決めます。(外野は2人〜4人)
- 内野はコートの中に入り、外野はコートの外側に立ちます。この時、外野の1人がボールを持ちます。
- 外野の人は内野の人を狙ってボールを投げます。内野の人はボールを取る、もしくは避けます。
- 内野の人がボールを取ったらコートの外に投げます。
- 内野の人が当てられたら、コートの外に出て外野になります。
- 最後に残った1人が勝ちとなります。
中当ての遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
大人数で盛り上がる外遊び10:ドッジボール
ドッジボールのおすすめポイント
- 中当てに慣れてきたら楽しみたいドッジボール。
- チームの仲間同士で話し合い、外野と内野の役割分担をしていけるように大人がフォローしましょう。
- 外野は当てたら中に入れる。最初にが嫌だった人だけ入れる。当てても入れないというルールを明確にしておくとトラブルが少なくなります。
ドッジボールの遊び方概要
- 地面に長方形のコートを描いた後真ん中に線を引き、2チームに分かれます。
- それぞれ何人かは内野として自チームのコートの中に残り、何人かは外野として相手のコートの外にいます。
- それぞれのチームの代表者がジャンケンをして勝った方のチームが先にボールを持ちます。
- ボールを持っている人は自分のコートの中から相手チームの人を狙って投げます。この時、線を越えてはいけません。もしくは味方の外野にパスしてもいいです。
- 投げられた方は避けるかキャッチします。
- 相手の内野か外野が投げたボールが体に当たってそのまま地面に落ちたらアウトとなり外野にいきます。万が一、顔や頭に当たったらセーフです。危険なので狙ってはいけません。
- 先に相手チームの内野を全滅させた方の勝ちです。
ドッジボールの遊び方動画
より詳しい遊び方はこちらを御覧ください。
複数の子ども達が集まったときに是非遊んでみては!
子どもが楽しめる大人数だからこそ盛り上がる遊びをご紹介しました!
広い場所で友だちと一緒に身体を動かすことはストレスの発散や心身の発達にもつながります。
4歳くらいからチーム戦が楽しめるようになると、より外遊びが盛り上がり楽しくなりますね。
遊びのルールは子どもたちが相談して決めていくと、より親しみが持てる遊びになると思います。