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枚方市にある着物仕立て屋 鈴木和裁

なす紺地の浴衣に絽の袖無し羽織

2020.08.03 22:19

8月に入り

梅雨も明け

夏の暑さが

厳しくなっていますね

セミも

ガンガン鳴いてます


先月

7月最後のカルチャーに

着ていきましたのは

浴衣になります



なす紺地の浴衣に

柄は

波文の中でも

波涛文(はとうもん)という柄に

片輪車(かたわぐるま)が

大きく入っています

以前も載せたかもしれないですが

今回は

その浴衣の上に

絽の

袖無し羽織を着て

カルチャーに行かれました 




浴衣自身は

柄が全体的に大きな柄で

一見

お祭りの踊り用の

浴衣に見えたのですが

母が着てみると

意外と馴染み

普通の

浴衣に見えたから

不思議です(笑) 

派手そうに見えたのですが

そうでもなかったです


袖無し羽織についてですが

もともとは

“紗無双羽織”

というものです

数年前に

頂きました


“紗無双羽織”は

紗または絽に

紗を重ね合わせて

お仕立てした

羽織です


着る時期としましては

6月と9月が

基本となりますが

現代では

温暖化の影響もあり

早めに

着られても大丈夫だと

思います



母の場合は

紗無双羽織は

正直に言いますと

着ると暑いこともありまして

それならばと

絽だけを使って

単衣の袖無し羽織に

仕立て直した次第です



羽織ものとしても

見映えも良いですし

電車などに乗ったときに

帯が引っ掛かるのを

防ぐ役割もあり

この時期は

重宝しております