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香港 ゆるゆる〜 太極拳日記

一年経ちました

2020.08.03 09:00

一年前の今日、私は手術を受けました。


大腸と肝臓に癌が見つかりました。


相当進行していたようで、発見から検査、入院が一気に進み、気がついたら手術が終わっていました。



(病院食のお粥の上澄み。


付属の胡椒が何故か日本製)


入院中は「もっと美味しい物を食べさせろ!」などとブーたれて、お医者さんや看護師さん達にご迷惑をかけた事、今更ながら反省しておりますm(_ _)m


でも、あの時は美味しい物が本当に食べたかったんです。


入院中こっそり食べたソーセージ・パンの美味しかったこと!


退院後のカッ◯えびせん一袋で幸せ噛みしめたこと!


忘れられません!


あの時 皆さんに叱られるのが嫌で袋を隠していましたが、見つかってやはり怒られました。


今じゃ贅沢になった私、ソーセージ・パンに見向きもしません。


カッパ◯びせんは今でも時々つまんでおります。


(病院食のワンタン麺。


香港にこんな不味いワンタン麺があるなんて!と驚愕しました。)



ところで。


最近、家の中を整理していたら、日本にいる父親からの手紙を発見しました。


そういえば、忘れていましたが、20年くらい前に父も癌で手術していました。


父は胃癌でした。


病院でよっぽど退屈したのでしょう。


手紙に入院中のアレコレを書いていました。


「毎日 口に入れるのは水分ばかり。


何か固形物を入れたい。」


「早く退院して、美味しい物が食べたい。」


・・・・・・。


どこかで見たような文章の気が…。


そして、退院したのでしょうか、ある日を境にパッタリ手紙が止まっています。


そして、次に見つけたのは母からの手紙。


日付からして、父親の退院後でしょう。


「お父さんたら、退院して、


お腹を手でおさえながら、


そのままその足で、


麻雀しに行っちゃった。」


・・・・・・。


ソーセージ・パンだの、カッパえ◯せんだの、私なんぞはまだまだ器が小さいなと思った、ある日の午後でした。