Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「竹」と「笹」の違い

2020.08.03 05:55

https://www.popalpha.co.jp/blog/post/hiragay/tanabata  【【七夕の豆知識】七夕の「竹」と「笹」の違いって? 2020年の七夕はどっちを飾る!?】  より

七夕といえば欠かせないのが笹。

「ささのは~さ~らさら」の童謡でも七夕には笹を飾るというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。ですが、竹を飾る場合も多いのではないでしょうか?

そもそも、「竹」と「笹」の違いは?なんとなく違いは分かるけれども、よくよく考えると…2020年の七夕はどっちを飾ればいいの?という事で、今回は「竹」と「笹」の違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

植物学から見る「竹」と「笹」

「竹」も「笹」も植物学上は同じ分類で、イネ目イネ科タケ亜科に属する植物となります。

「竹」と「笹」ともに、地中に埋もれる茎を持ち、この茎で生殖繁殖を行います。

また、成長すると茎が木質化して、組織が堅くなる木の特徴を持っていますが、一度太さが成長しきると、そこから成長はしないという草の特徴も持っており、「草」なのか「木」なのか植物学的な定義でも、いまだに明瞭になっておりません。

「竹」と「笹」の見た目の違い

「竹」は比較的大型、「笹」は比較的小型とされていますが、一番分かりやすい違いは、たけのこの皮にあります。

植物学的な定義として、「成長するとたけのこの皮が落ちるのが竹、残って茎を包むのが笹」とありますが、

たけのこの皮が落ちていたら「竹」で、茎の節に皮が残っていたら「笹」となります。

この違いが一番分かりやすいかもしれません。

あとは、葉っぱにも大きな違いがあります。「竹」の葉脈は格子状なのに対して、「笹」の葉脈は平行にのびています。

また、茎の節目から出る枝の本数にも違いがあり、「竹」の場合は2本、「笹」の場合は5本程度出ております。一ヶ所から沢山の枝が出てる場合は、笹の場合が殆どです。

見た目ということで、花にも注目すると竹の花は120年周期、笹の花は60年周期で咲くといわれています。

じゃあ、七夕にはどっちを飾ればいいの?ありていに言ってしまうと、どちらでも構いません!というのも、「竹」や「笹」どちらとも昔の日本ではありがたいものとされてきました。雨風に強く、力強く天にまっすぐ伸びるそのパワフルさ、また、葉っぱに殺菌効果があることから、神秘的な植物として扱われていたのです。

また、風に靡いた時の独特の葉の音が、神様が宿る依代と考えられ、神事に用いられてきました。そういった事から、七夕に「竹」や「笹」が使われるようになったといわれています。ですので、「竹」か「笹」であればどちらでも問題ありません。

竹や笹の扱いが難しい… どうすれば?竹や笹の生花は扱いが難しいと言われています。

実際に飾ってみたら、乾燥により葉が丸まってしまい、本番を迎えるころには枯れてしまうなんてこともざら。

これは「竹」や「笹」が地下茎から水を吸い上げていることと関係しており、地下茎から切り離された状態だと、水を吸い上げる力がなく、弱ってしまうからといわれています。

そんな時に活躍するのが、「竹」や「笹」の造花!

造花であれば、色々なサイズ・種類からチョイスでき、飾る場所の大きさに合わせた装飾が可能です。


https://ameblo.jp/takenichi/entry-12177527759.html 【七夕祭り祝詞 たなばたまつりののりと 中村建日作】 より

  ほしのひかりかがやきこがねのごときあまのかわかかる

星の光輝き黄金の如き天の川掛かる

 たなばたのよぞらにたたへごとをへたてまつるおおかみの

七夕の夜空に称辞竟へ奉る大神の

 みまへにまをさく

御前に白さく

 たなばたのよのしずかなるときうちいでそらをみあげれば

七夕の夜の静寂なる時打ち出で空を見上げれば

 あまねくほしよぞらにかがやけり

普く星夜空に輝けり

 いきをのみたたづむわがすがたこれにあり

息を呑み佇む我姿此にあり

 くらきそらにかがやきいずるほしたちはおのおのが

暗き空に輝き出る星達は

 おこすひかりなおいっそうにまさんときそうがごとく

各々が発す光尚一層に増さんと競うが如く

 そのすがたはこのよにいきるもの

其の姿は此の世に生きるもの

 すべてのいのちのかがやきなるものとみまごひ

全ての生命の輝きなると見紛ひ

 このいのちのひかりがたゆることなく

此の命の光が絶ゆる事無く

 ひさしくさんさんとかがやきませとねんじれば

久しく燦燦と輝きませと念じれば

 ますますひかりかがやきますかのごとく

益々光輝き増すかの如く

 わがこころにおもひしねがひほしたちにつたうるは

我が心に想ひし願ひ星達に伝うるは

 ほしたちにこころあいつうじかがやきにこころふるはせるなり

星達に心相通じ輝きに心振るはせるなり

 またほしのひかりかがやくは

亦星の光輝くは

 せいじゃくのやみあまねくよぞらあればこそと

静寂の闇遍く夜空在ればこそと

 よをまもりたまひしかみをまつり

夜を守り賜ひし神を奉り

 またこのまんてんのよぞらに

亦此の満天の夜空に

 わがみをおくるはおおぞらをまもりたまひき

我が身を置くるは大空を護り賜ひき

 やほよろづのかみのみかげなるをもって

八百万の神の御蔭なるを以って

 よのわへいおだやかなるしぜんよりうけたまわりしいつくしみを

世の和平穏やかなる至善より授受わりし仁慈を

 あたへたまひしおおかみをまつりて

与へ賜ひし大神を奉りて

 きょうのしちがつなぬかのたなばたまつりに

今日の七月七日の七夕祭りに

 よぞらまんてんにかがやくほしのかみにかしこみかしこみまをす

夜空満天に輝く星の神に恐み恐みも白す

 ほしのかみのまんてんのかがやきをあをぎたてまつるひとびとが

星の神の満天の輝きを仰ぎ奉る人びとが

 たなばたまつりといわいてやほよろづのかみにつかへまつらむと

七夕祭と祝いてやおほろづの神に仕へ奉らむと

 きよきなおきただしきまごころもちて

清き直き正しき真心以ちて

 このさにわにねがいごとをしたためたたんざくを

此の清庭に祈願ごとをしたためた短冊を

 あおくしげるささのえだにむすび

青く茂る笹の枝に結び

 ねがいのみてぐらをささげたてまつりて

祈願の幣旗奉げ奉りて

 たひらけくやすらけくきこしめして

平けく安けく聞こし召して

 ひろきあつきおおみいづをかがふりたてまつりて

広き厚き大神威を掌り奉りて

 あるものはかぞくあんたい、あるものはがくぎょうじょうじゅ、

或る者は家族安泰、或る者は学業成就、

 あるものはあんざんのきがん、あるものはやまひのへいゆきがん

或る者は安産祈願、或る者は病平癒祈願、

 あるものはせかいへいわ、

或る者は世界平和、

 あるものはしぜんかいがおだやかであれませと

或る者は自然界が穏やかで在れ坐せと

 せいしんのうやまひびとたちが

正神の崇敬者達が

 ささのはにむすびしもろもろのねがひのことを

笹の葉に結びし諸々の願ひのことを

 ほしのかみのみこころおだやかにきこしめしてかなえたまえと

星の神の御意慮穏やかに聞こし召し叶へ給へと

 かしこみかしこみまをす

恐み恐み白す