シロアリ帝国の逆襲(中古住宅リノベは気をつけましょう)
愛知県江南市のホームコネクトです♬
今月、ホームコネクト は新築工事とは別件でシロアリ帝国の逆襲に遭ったお家の補修工事も行っておりました。
最近芸能人も巻き込んで中古住宅を自分でDIYしてリノベーションするというのが流行ってますが、こういう波に乗っかる悪質なものも増えて来ます。
ここのお客様も破格の値段で築30年の中古住宅を買われ、その後ご自身でDIYしようとお考えのようでしたが。
もう、クロスの下はとんでもないシロアリ帝国が築かれていて、にっちもさっちも行かない状態でして。ここまで来ると素人の方ではどうしようもありません。
運の悪い事にこの材木は2✖️4(ツーバイフォー)。シロアリさんからしたらもう
大トロ
ぐらいのご馳走です😱
柔らかくて美味しい木材がいい湿度でモリモリあるんですよ。
中古住宅を買われる時は本当に慎重に。
こんな記事も出ています
↓
「媒介業者が、取引物件の物的な瑕疵(かし)について調査・説明義務を負うかという点について、一般論をいえば、媒介業者は、建築士や不動産鑑定士などではなく、取引物件の物的状態についての検査能力や鑑定能力があるわけではありません。そのため、媒介業者は、通常の注意をもって目視により取引物件を観察しても発見できない瑕疵についてまでは、原則として調査等を行う義務はないと考えられます。」
※瑕疵とはいわゆる落ち度、不具合の事
((((;゚Д゚)))))))
そうです。
目視で分かんなかったら責任問えない
なんて事もあり、シロアリさんが壁の下で
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
してても目視で分からなかったらダメなんですよね。
- 天井に雨漏りのシミがある
- 外壁の基礎に蟻道がある
- 窓の近くに羽アリの死骸がある
- 庭にウッドデッキや木材が置きっぱなし
- 廊下を歩いていると床が沈む
中古住宅を買う時に注意して下さい。
見えないところで帝国が築かれております。
購入する時には契約書の「瑕疵(かし)担保責任」という項目も必ずチェックしましょう。瑕疵担保責任には期間と責任の有無が書かれてますから、必ずしっかり読んで下さい。
責任期間が3ヶ月、という物件なら3ヶ月以内に問題がなければ不問になってしまいます。
物件によっては、建物の価格を下げる代わりに「瑕疵担保責任を免責(免除)」している物件もありますし、瑕疵担保責任の期間以降にシロアリなどの欠陥・不具合が起こった場合は売主に駆除費用などを請求することができなくなります。
この瑕疵担保責任を確認せずに「安いからいいや!」と言って契約を結んでしまうと後から大変な事になってしまいますので、本当に慎重に。
そして、代表、職人さん、工事お疲れ様でした😃