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ayako kato portfolio

月をみていた

2020.08.04 03:56

8月になりましたね。

雨は降らないものの、寒い7月を過ぎたとたん、いきなり真夏…

体にはよろしくないですが、なにせお天道さんの決める事なのでね。

皆さま、うまく乗り越えられますようお祈り申し上げます。


今回のイラストは、スミマセン新作ではないです。

4月に公募されていたイベント用に描いたのですが、残念ながら不採用になったものでして。


確かに、採用されたものを見ると、どれも力強く、未来への希望にあふれていて、んまあ、仕方ないかな…。と思い至ったりもして…。

どこにも気持ちの行き場がなかったものですから、ここで昇華させてください(笑)

今日の「水瓶座の満月」にこじつけさせて頂きたく…。


この絵にはモデルがいました。

「月」と「太陽」どちらかを描こうと思い、真っ先に思いついたのが「月」。

赤ちゃんのほっぺをイメージしました。

そして、ベッドに寝ているのは赤ちゃんのお母さん。

赤ちゃんに会える日を、お月様をみながら、楽しみに待っています。

お母さんを癒すように咲くのは、ネモフィラにしようかと思ったのですが、ブルーポピーにしました。…あんまり違いがわからないかも知れませんね(笑)


これを描き上げたら、次は太陽をモチーフに描こうと思っていたのですが…イメージが掴めぬままタイムアップ。

この絵をみると、数か月前の、想像がついてしまう不安や、バッドエンドに苛まれていた自分を思い出します。


この絵を描いて後日、モデルの赤ちゃんとお母さんは無事会うことができました。

そして、今月、お母さんは初盆を迎えます。


きっと今頃、お母さんは、いつでも赤ちゃんに会えているんじゃないかな…


このご時世で、リアルに会えるというのがどんなに大事かを痛感します。

皆さまも、元気なうちに、会うチャンスが出来たなら、会うことをためらわずにいて下さいますよう…

大好きな人と、大好きな人が、何の難もなく、会うことが出来る日が来ますように…