旧国道158号 上新橋ー下新橋 後編
踏切とともに始まる最終区間。
最後の区間こそ気が抜けません。
明かに道の描写が細いのが気になるところです。
ここまでで最も狭い区間と比肩する狭さです。
この先に道が生きている理由はあるのか。
少なくとも通れるようにしてあることは確かです。
しかしやはり県道区間とは雲泥の差。
轍ができてますよ。
林道の雰囲気が漂ってきたぞ。
植林地にも見えますが、左はすぐに川。
上流部なので、川のせせらぎが聞こえています。
写真で見るとそうは見えませんが、結構リスキーな場所を走っています。
なんか現れたぞ!
なんだこれ??
鳴滝寺というお寺の再修理を褒めたたえる碑ですね。
道由来ではありませんが、街道とお寺はセットですからね。
この先で出会えるでしょうか。
なんか轟音が響ているんですが。
そういえばさっきのお寺の名前は「鳴瀧寺」とありましたね。
いや、まさかな・・・。
橋が現れました。
しかし右と左で欄干が違います。
川を見るなら普通左をオシャレにしたいはず。
右に何かあるのか?
こいつが鳴瀧寺か!!
龍双ヶ滝を見ていると誤解しがちですが、これは立派に信仰の対象になる滝の大きさです。
暑かったこの日、僕の気持ちを十分静めてくれる、素晴らしい空気感にあふれていました。
しかし寺を名乗って鳥居とは神仏合同のお寺だったのでしょうか。
由来が気になる物件ですね。。。
滝から直で足羽川へ流出しています。
この滝の河川名はあるんでしょうか。
滝の名前は「鳴瀧(なるたき)」でよさそうですが。
鳴滝を過ぎた道はより分かりやすく川沿いを進みます。
しかし右の緑の芹田氏が凄いな。
さすが8月です。
右がヤバい。
最後の最後に通れないとかやめてくれよ。
もうちょっと持ちこたえてくれ。
近すぎだろこれ。
まぁ何とかギリギリ持ちこたえてくれそうな。
若干、草こすってるよ。
建物が迫ってきました。
ということはもうゴールが近いということ。
・・・敷地内に吸い込まれなければ・・・。
ここで再び越美北線をくぐります。
これがゴールゲート。
現道に合流して終了。
終わりはあっけないもんですね。
しかし短い間に大変味のある旧道でした。
さすが四世代にわたる道。
その最も古いと思われる道ですからね。
濃密な旧道空間でしたし、お手軽に旧道を味わいたい方にはお勧めです。
皆さんも納涼にいかがでしょうか?
以上、旧国道158号 上新橋ー下新橋編