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David Helfgott: Shine

2020.08.04 13:24

1996年のオーストラリア映画でDavid Helfgottというオーストラリア生まれの天才的ピアニストの映画(SHINE)を夫婦で2回目の鑑賞をしました。

ポーランド系ユダヤ人のピーター・ヘルフゴットは貧しさから勉強したかったバイオリンをお金を貯めて購入したにも関わらず厳格な父にことごとくバイオリンを壊されたという過去を持ち、自分の子供であるデイヴィッドに全て自分の子供への愛とできなかった自分の過去を託すのですが、あまりにも息子にとって重くのしかかる父の愛にいつしか反発します。

英国の王立音楽院に招かれて家を出ていく彼に、父はファミリーをお前は捨てて出ていくのか。この恥知らずのもめ。もう2度と息子とは思わぬ。お前の母も姉妹ももうお前のファミリーではないって罵られてすら、審査会でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を完璧に弾きこなしますが優勝を逃します。優勝できなかったことを悔やみ、父に優勝を報告できなかったと自分をせめにせめたデイヴィッドは精神異常になり、誰からも見捨てられた存在になります。


その後、精神異常者としてのレッテルを貼られて精神病院でのリハビリ生活を強いられます。

自分の息子に対する常軌を逸した愛情が息子の精神を歪めていく姿に、才能がなかった自分の幸運を思うのみです。

ピアノ協奏曲というジャンルは今のJBLを導入してから大好きになりました。

Tannoyの頃は弦楽器中心でピアノはどちらかというと苦手な再生音楽ジャンルでしかありませんでした。

親友が、あんなTannoyを聴くんだったらJBLを導入して新しいオーディオやりましょう。

そのときの彼のアドヴァイスは一生心に響くものであったと信じております。