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EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

ボマルツォ Bomarzo

2018.12.14 01:53

ラツィオ州 ヴォテルボ県

かつてはエトルリア人やローマ人が支配したエトルリア南部のトゥーシア地方にあり、ウンブリア州に隣接している。先住人はもっと古いアジアのMeoniや、Rinaldonianiだと言われている説があるが解明されていない。

オルシーニ公の怪獣庭園があることで有名な村。


★ ボルゴ 中世の村

▼ オルシーニ宮殿 Palazzo Orsini

ピエトロ・ダ・コルトーナ監修のフレスコ画があるオルシーニ宮殿Palazzo Orsini)は、16世紀に建設、18世紀に改修された。現在は役所として使われている。

1519年、オルシーニ公(Giovanni Corrado Orsini)がシエナの建築家バルダッサーレ・ペルッツィ(Baldassarre Peruzzi)に設計を依頼。


▼ ドゥオーモ(Chiesa di Santa Maria Assunta)

大聖堂。

小さな教会(Chiesa di Santa Maria della Valle)(Chiesa di San Anselmo)が見どころ。



陶器や銅を使う職人がいる。

Mugnano in Teverinaという小さな村、

エトルリアのピラミッド Piramide Etrusca di Bomarzoもいつか見学。


★ 怪獣庭園 Parco dei Mostri(Bosco Sacro)

1547年に所有していたオルシーニ公の依頼で造られた庭園。ピッロ・リゴーリオ設計のバロック様式。うっそうと茂る草や木の間から不気味な怪物たちが突然姿を現す。35個のオブジェを探して散策する。

ヴィチーノ・オルシーニVicino Orsini)の領土であったが、1954年にジョヴァンニ・ベッティーニ(Giovanni Bettini)が所有し、荒れ果てていた庭園を修復整備。一般公開。正式名称は、聖なる森。


▼ 地獄の口 Bocca dell'inferno 

オルクス(l'Orco)と言う、ローマ神話に登場する死の神人喰い怪人の口。高さ6m。凝灰岩を彫って作られた。唇に赤く“Ogni pensiero vola(直訳:すべての考えは飛ぶ)”と彫られている。内部にはテーブルとベンチが設置されている。



▼ 緑のイモリ Proteo Glauco 

青ざめるプローテウス 


▼ ドラゴンとライオン Drago con leoni



▼ ヘラクレスとカークス Ercole e Caco



▼ ネプチューン Nettuno



▼ ペガサス Pegasus



▼ 水瓶広場 Piazza dei vasi



▼ セイレーンとライオン Sirena



▼ 寺院 Tempietto



▼ 亀 Tartaruga



▼ スフィンクス Sfinge


▼ 傾く家 Casa pendente


▼ ハンニバルの戦象 Elefante Annone

象が塔を担ぎ、ローマ人を抱えている。1514年3月、ポルトガル王のマヌエル1世からレオ10世への貢物だった象のアンノーネがモデル。

↓ 詳しくはブログへ


▼ オルシーニ家の紋章

熊と薔薇。





ブログ




参考

Wikipedia