植物との繋がり
小学校の短い夏休みも終わり、すでに平常運
転。
9月から教室としてリスタートしようと主婦・子育て・仕事の間は全て準備時間に。
この一週間もあっという間でした。
基本のアロマレッスンに、今の状況もふまえて
+感染予防アロマと題したテキストもひとまず完成~
内容盛りだくさんです!
アロマ(精油)を使ってできる感染予防として
作用重視に成分から選ぶとなると色々ありますが…
ティートゥリー、ユーカリラディアタ、ラヴィンサラ
このあたりが比較的、刺激も少なく使いやすいのかなぁと思います。
森林・ユーカリ系のスッキリとした香りで呼吸器系のケアにはいい精油ですね。
ヴイックス ヴェポラッブの香りといえば、伝わりやすいでしょうか。
(実際、同じ成分の精油が入ってますね。症状がある時の薬なので濃度高めです)
レッスンでは、お子さんから大人まで日々の生活でできる感染予防~初期のケアとして
精油の具体的な使い方やポイントなど
実践できるようご紹介しています!
ところで…この3つの精油はどこから抽出されているかというと、部位は「葉」
植物で言う「葉」は、光合成をして二酸化炭素→酸素の排出という肺みたいな部分。
葉から採られた芳香成分が、同じく人間の肺・呼吸器系に作用してくれる。
一見、全く異なる生き物なのに…と思うのですが、不思議なつながり。
葉以外にも抽出部位は、花・果実・種子・根・木・樹脂などあって
例えば花はホルモン調節、実は胃腸を整えたり、根は深い鎮静として心を安定させてくれたり、樹脂は傷の修復を早めてくれたり…
(芳香成分は他にもたくさんの作用を持っています)
植物と人間の体がリンクしていると思うと
より身近な感覚でアロマを捉えることもできますね。
メディカル的な精油の使い方をする時は、つい成分ばかりに目が行きがちですが、
基本は香りの好みや感覚で選ぶことも大切。
その時選んだ香りから、自分の今のコンディションを知るなんてこともできちゃいます。
成分・作用だけに囚われるのではなく
植物そのものの見方をすると、そういった深いつながりに気付けて面白いですね!
香りの世界は、奥が深い。
というのも、一言では言い表せない様々な側面があるから。
いろんな角度からアロマのレッスンやクラフト作りを楽しくお伝えしていけたらいいなと思います。